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BリーグB1QF、A東京vs琉球@ 有明コロシアム、観戦レポ

日本男子プロバスケBリーグ、B1の
チャンピオン、つまり日本一を決める
チャンピオンシップ(以下CS)の
準々決勝(QF)が今週金曜から開幕。
日付替わって昨日行われたアルバルク
東京と琉球ゴールデンキングスのQF
2戦目を見てきたのでその感想など
書き綴りたいと思います。

まず、あらゆるエンタメジャンルに
言えることだと思いますが、自分が
応援してるもの(今風に言えば推し)
は、見られる時に見ておかないと
二度と見られないかもしれない
ということ。そして、今回自分でも
行ける場所、行ける日程だったこと。
これが重なり今回行くことにしました。

会場は有明コロシアム。今まで
アルバルクが有コロでホームゲームを
開催したことあったっけ? 俺は
記憶にない。ただ、かつてbjリーグを
見ていた人間にとって、有コロは
一種の聖地と化しております。俺は
そんなに行ったことないけどね。

ゆりかもめ・テニスの森駅から向かう

指摘されてる方も結構いますが、
有コロでプレーした経験という意味
では、キングスの方がよっぽど多く
今回キングスのホームなんじゃねえの
とさえ思うほど。先日の投稿でも
不安な心境を綴りましたが、因縁と
言うよりも一方的にキングスに苦手
意識を抱いており、上記のような事情も
あり、とても勝てる気がしなかった。

会場到着。今までアルバルクのホーム
ゲームでは代々木第一、第二、立飛に
行ったことがあるが、それらの会場と
比べてアリーナ周囲の土地が広いゆえ
今回は今までのどこよりもアリーナ
グルメが充実してたような気がした。
正面口の方しか見てないけど。

何だかんだしっかり浸透したルーク
有コロの正面口
入場前、アルバルクのコップで飲む生ビール

前日の試合で2度の延長戦の末に
1点差で敗退。この試合で負ければ
アルバルクの23-24シーズンは終了
ということになる。これが最後かも
しれないという状況も、今回見に来る
後押しになったと思う。

有コロに入場、過去に何度か来た
事はあるけど、中の構造とか全然
覚えてなかった。東京アパッチが
ホームで使ってたことがあるけど
アパッチはヨヨニ(代々木第二)
開催の時しか見に行ってなかった
から、当時もほとんど見に来たこと
なかったです。客席に関しては正直
余分な空きスペースが多くて
勿体無いなと感じたが、フルハウスで
ほぼ1万ジャストぐらいで、バスケを
見るとしたらちょうどいいキャパ
じゃないかと思う。正直バスケは
野球場やサッカースタジアムはおろか
さいたまスーパーアリーナ(SSS)の
ような2万超えるキャパすら要らない。
出来るとしても要らないと思う。
そんな豆粒にしか見えない選手見て
どうすんだよ。有コロぐらいの一番
後ろの席からも選手の顔が区別出来る
規模の大きさがちょうどいいでしょ。

画像ではぼやけてしまったがビッグフラッグを
使ったパフォーマンスがアルバルク名物

で、試合の感想。岸本怖いw ま、今の
琉球の中で唯一有コロでのbjファイナル
などを戦ってきてる選手で、有コロに
いいイメージ持ってるはずなのよ。
だからか知らないけど、どこから
撃っても入りそうな怖さがあった。

ただ、アルバルクとキングス両方の
共通する弱点として、2番手以降の
PGがだいぶ心許ないという点が
挙げられると思う。キングスの場合
純正PGは居ないんじゃないかな。
岸本、今村、そして荒川とみんな
コンボガードばかり。アルバルクは
というと、現状テーブスが1stだけど
2番手がベテランの橋本で、3番手を
ベンチに入れていないという編成。
だからキングスはヴィックローに、
アルバルクはロシターに運ばせる
ケースが目立つ。編成としてはだいぶ
歪だし、純正PGが1stオプションで
いるチームとやる時には、常にそこが
弱点になりうる危うさがあるね。

あと、よく「アルバルクのバスケは
つまんない」と指摘されることが
あるが、今日の試合を見て改めて
「重たいバスケするよな」というのは
ファンの俺でも感じた。ピックを
かけて戻してもう一回パスしてピック
みたいな、決まり事なんだろうけど
もう少し柔軟性持てねえかなと思う
ようなプレーは目立った。あんだけ
かっちりロールが決まってたら
そりゃプレータイム偏重になるわ。

今回の試合では終始リードはしていた
ものの、そのリードはわずかで、いつ
追いつかれ追い抜かれてもおかしくない
状況が続き、緊張感のある展開だった。
見てる側としたら面白いんだけどね。
ただ、「それ吹かないの?」って思う
ケースがたびたび見られるほど、審判の
笛の基準が見えづらかった。あんな
状況放置してたら大怪我する選手が
出るから、しっかりしてくれよって
ずっと思ってた。

琉球のインサイド陣はクーリー・
カーク・ダーラムの3人で回してたけど
かなり強力でここを突破するのは
容易じゃなかった。アルバルクは
サイスが怪我明けなのか明らかに
不調で、グダイティスとロシターの
負担がだいぶヤバかった。そんな中
グダイティスがファウルトラブルになり
後半はずっと我慢のプレーを強いられる
こととなった。ただ、そこで集中力を
切らさずにファウルマネジメントしつつ
他の選手でカバー出来たのは大きかった
と思う。負けたら最後の崖っぷち。
明らかに連勝狙ってたキングスが
諦めずに攻勢を仕掛けヒヤヒヤ
だったが、何とか逃げ切り勝利。
決着は週明け月曜の第3戦に持ち越し
となった。見てるだけで疲れたw

この入りでチーム発表9,000人強

この投稿は速報というか、見てきた
その日に書いて出しなので後で
見返したら何だってなるかもしれない
けど、今日は普通に見に行けて
良かったと思いました。勝ったのは
もちろんだけど、最近はB1の試合を
生で見るのが難しくなってきてるので
最終盤とはいえ今シーズンのうちに
見られて嬉しい。月曜の夜はさすがに
現地には行けないけど、今夜同様
アルバルクの勝利を祈念しておこう。

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