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はじめまして!amadeusと申します【自己紹介】

ご覧頂きありがとうございます。音楽なしでは生きられない Mozart が大好きな音楽家です。2019年までオーストリアに住んでおりました。

日本に帰国をし活動を開始をしようとした矢先にコロナ騒動に見舞われました。先の見えない自粛制限の中、これまでの経験を活かし何か世の中のお役に立つことを発信できないか?と思い note を始めてみました。プロフィールと共に note でやってみたいことを “わたしのミッション„ とし、書いてまいります。よろしくお願い致します。



プロフィール

80年代の世に生まれる。2歳半より歌謡曲の耳コピをはじめる。音程の良い(当時)歌手の歌以外は耳に入ってこない。親戚の集まりではお気に入りのおもちゃのマイクを持ち細川たかしの「北酒場」を好んで歌っていた。

3歳でエレクトーンを習いはじめるも電子楽器には興味を示さず、先生のレッスン室に置いてあった向かいのピアノを弾きたがった。両親に懇願し続け5歳でやっとピアノに転向させてもらった。裕福な家庭ではないため当時家にピアノはなかった。

エレクトーンで渋々練習し続けたがやはり生の楽器の魅力には敵わず親にピアノを毎日ねだるようになる。8歳の時、夜中に暴走した車が家の玄関に飛び込んでくる。当時住んでいた家は木造のため半壊状態になった。家族全員2階で寝ていたため全員無事だった。皮肉にもこの自覚なき刺客から頂いた保険金を足しにし、漸くピアノを買ってもらうことになる。

小学6年生の時にピアノの先生に勧められ初めてベートーヴェンの交響曲第9番合唱付きの生演奏を聴く。いたく感動し、その日を境に音楽家を志す。音大ピアノ科を目指していたが小学生の時に聴いた第9交響曲の影響を受け、声という未知なる楽器の素晴らしさを追求したいと思い声楽科を受験した。

都内の音大声楽科を卒業後アルバイトをしながら自宅で音大受験生のためのソルフェージュ教室を主宰する。聴音•新曲視唱が合格点に満たない浪人生に6月からレッスンを開始、独自のパーソナルレッスンが功を奏し翌年2月の受験で満点合格に導いた。

日本の音楽大学を卒業しただけでは食べていけない(あくまで私個人の見解です!)とある日悟り潔く音楽を諦める。諦めるなら、音楽の次に好きなジャンルを取扱う一流企業に就職しよう!と意気込みその気合いが功を奏しキム○ク主演ドラマで話題になった国内大手航空会社に就職、日本一忙しい空港のグランドスタッフとして数年間勤務ののち激務に倒れる。ドクターストップにより退職を余儀なくされた。

2年に渡る療養生活中、自分にとって本当に大切なものは何かをじっくり見つめ直す機会を得る。音楽以外は考えられないことに気づく。当時訪問販売で多額のお金を浪費することをやめられなかった祖母に直談判をし、訪問販売に消える予定だったお金を留学資金として運用して頂く。「一度しかない人生を豊かに生きてほしい!」と祖母から激励され2010年に単身ドイツに渡る。

2年間の下積みアルバイト生活を経てフライブルク音楽大学大学院音楽研究科リトミック専攻に入学。同大学院修了間近、あるできごとをきっかけに音楽教育の専門家になるべく更なる研鑽の場を探す。2015年に同大学院修了(Master of Music)。その後本帰国を予定するも航空券の予約日を変更してまで受験した情熱が功を奏し、オーストリア国立ザルツブルク•モーツァルテウム大学大学院音楽とダンス教育研究科音楽と動きの教育専攻修士課程に入学。大学併設の音楽教育専門機関であるオルフ研究所で一心に研鑽を積む。

音楽家になると決め物心ついた頃から大好きだったモーツァルトの生誕地に移住後、ザルツブルク音楽祭で生のオペラを聴き日本にいたときは気づかなかった西洋音楽本場の地で鳴り響く音楽の世界水準の高さに圧倒される。
音楽的にはこの上なく幸せであったが、一方で長年アルバイトをしながら海外生活を続けるも完全なる経済的自立ができていないことに罪悪感を感じ祖母からの一切の仕送りを拒否する。院生生活2年目に現地の奨学金審査に通るも支給までに一年近くを要し、ついに一文無しになる。家賃を払うため1日プチトマト2個の生活が一年続き体重が10Kg減った。このアクシデントにより一念発起し、現地でピアノ教師としての活動を開始する。

これまでにドイツ•オーストリア国内にて様々な世代のリトミックグループレッスン及びピアノ指導を経験する。ドイツ国内の障がいを持つ子どものためのクリニックでのアルバイト経験を通じ、グループレッスンでは主に障がいを持つ3歳から青少年への指導法を研究した。ピアノ指導では、音楽を楽しみながら自発的に個人の潜在能力を引き出すオルフ音楽教育法から影響を受けた自身が考案した指導法が現地の子供達と両親および大学内の練習法に悩む副科ピアノ履修生から大絶賛される。2019年ザルツブルク•モーツァルテウム大学大学院修了(Master of Arts Education)。修士論文テーマは「ヨーロッパ諸外国における相対音感教育法と日本の絶対音感教育法の比較と考察」。2016年度ドイツ•フランツ•グローテ財団奨学生および2017年度カール•オルフ財団奨学生。

2019年に本帰国。鎌倉市内の子供のための英会話教室リトミック講師を経て現在はフリーランスのリトミック及びピアノ講師として活躍中(2020年5月記載)。

2015年ドイツで遭遇した事故により痛めた右手の故障が悪化、2023年8月より講師としての活動を一旦休止。現在他分野の仕事に携わりながら治療中。

わたしのミッション

3つの目的を持ったマガジンを配信します。(2020年5月現在予定)

1.「音楽で社会貢献を」
超短編ノンフィクションエッセイ集です。ドイツとオーストリアに留学し、二か国で異なる修士号を取得した筆者が自身の経験を織り交ぜながら音楽で社会貢献をする上で大切に思うことや心構えをブログ形式で発信してまいります。筆者の人生の糧がぎっしり詰まったマガジンになる予定です。

2. 「よもやまばなし」
9年間の欧州音楽留学で経験した本当にあったビックリ話や筆者が日々思う事をつれづれなるままに描いてまいります。アカデミックな「音楽で社会貢献を」からちょっと外れたざっくばらんな内容も。

3. Musée de l’Amadeus  
作品展示室です。アクシデントにより大学図書館に寄贈しそびれてしまった修士論文を皆さまにお披露目させて頂く他、いろいろなコンテンツをただいま準備中です。(修士論文は2020年12月にザルツブルク•モーツァルテウム大学図書館に寄贈されている旨確認済)


さいごに

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