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自由律俳句(9/19)
夜が寂しいくらいならまだいいさ
家出少女だらけのタイムライン
沖縄で挙げるなら誰も呼ぶな
独りの方がいい子ちゃん
空気は僕を殴らない
自慰を吐く
もはや寝起きの方が期待できる
文章という行為
このシャツは重たいからやめておこう
一人で粛々とブチ切れ続けている
僕に負けることを想定してないカラス
衝動は横目で眺める
寝起きは嫌だがタバコが吸える
検討しますとか二度と言わない
自由律俳句(8/27)
溜め込むばかりも勿体ないので
反射に基づく浮遊
寝起きは魂が柔い弱いともいえる
×を入れるために仕上げる書類
実はこっちのポッケの方が安心なのだ
膣液の香を纏った左手
帰路を掻き分け出勤する
不在の在もまだ遠く
普通に引くわってなんだちゃんと引けよ
命と野球とお笑いと恋と
何万回してもオナニーのしょうもなさって変わらないよね
早朝にも蝉は鳴くんだな
脳内落差は愉悦の肴
じ
【散文】 オリオンの透ける朝焼けに
これで最後にする。
結果を残せなければ、僕の文章は自己満足に過ぎない。
ほら何も変わらなかった。何も終わらなかった。
どんな理屈をつけようと、やめたらお前の負けなのだ。
敗者に言葉など許されない。
それでも、ただ一人に届いてほしいと願ってしまい、
この文章を、この場所に捧ぐ。
だらしのない現在地を、露呈する。
僕は未だ、何も分かっていないようだ。
どこにも進めていないようだ
今週の自由律俳句(8/3)
はじまりが絶頂の季節ばかりで
バカのふりしてるバカだバーカ!
みなまで言えよバカなんだから
そんなんもあるけどそんなんだけじゃない
聞き返した時点で腐らせていた君の愛
一番浅はかだろ泣いてるときの僕なんて
えほんがきびしい
寝よう追い縋るほどの今じゃない
ポッケん中の家鍵みたいな貧乏自慢だね
ひどいこと言いたくないからあっち行って
今この瞬間もきっと、何か