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ニシツヤヒサゴゴミムシダマシ-Misolampidius okumurai

ヒョウタンのような体が特徴的なこの虫はニシツヤヒサゴゴミムシダマシというゴミムシダマシの一種。
このヒョウタンの体は翅が発達していないことを表しているので、この体形の虫は基本的に地方ごとに種類がばらける傾向がある(オサムシとか)
だから、旅先で採ると面白い虫だし、島ごとに種類が分かれてるからコレクター魂が燃えるようななかまなのだ。

このヒサゴゴミムシダマシの仲間は基本的に朽ち木を食べていて、住む朽ち木の質は割とどうでもいい…カッチカチの木だろうが、半身が朽ちてて半身は生きてる木だろうが、果ては古びた杭とか切り株みたいなおおよそ虫が好きそうじゃない木にもいる。ただ、キノコが生えてる木だとキノコを食べる虫が優先するし、飛べないから緑が昔から残るような場所じゃないといない。
見つけ方夜に朽ち木を見回る、これが一番手っ取り早いと思う。
昼は朽ち木の中とか下にもぐってるから、どうしても昼に取るなら、朽ち木を壊すと出てくる虫が多い冬のほうがいいかも。

この虫、西日本と東日本で種類が分かれるのだが、京都は両方いるので実はこの写真が本当にニシでいいのかわかんなかったり…多分ニシだと思うんだけどなぁ…

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