小児科クリニックの見学(山口県周南市)

「成育支援セミナー~家庭看護力を学ぼう~」のセミナーで、山口県に来ました。県内の小児医療に関わる皆さんとご一緒に講演とワークショップです。

こちらは明日朝からで、今日はひと駅前の徳山駅へ。

ザ・港!!!ですね。

駅の周りをあちこち楽しく散策したあとは、周南市の
かわむら小児科さんの健診を見学に行きました。

目の前が公園。いい立地ですね。

柔らかい、素敵な絵画が。

絵本もたくさんありました。

元気なお子さんの集いも2階でされています!

健診と予防接種の時間は、看護師さんも保育士さんも大忙し。写真に撮ってはいませんが、2人ひと組のような形で、ケアや指導と、記録と、役割が分かれていてしっかりサポートされていました。月齢の異なるお子さんに、次々に必要なことをバチッバチッと、決して上からでなく、なんともあったかくて、「とか言っても実際難しいのもあるよね」と「でもできる限りはやってみよっかね」(私もサポートするよー)という感じがすごく素敵でした。

また、国の「上手な医療のかかり方」は、健診事業でも実施となっておりますが、地域によって異なる現状はありつつ、どのように入っていけるか、工夫できるか。非常に参考になりました。

診察室の先生の横には医療クラークさんもいて、バッチリ横で入力してくださってるので、先生が親子の顔を見て話しかけ、ちっちゃな子は診察室の中でも保育士さんがあやしたりちょっと手を貸してくださいます。

皆さんがそれぞれの力をいかんなく発揮されてるのもとてもよくわかり、そこはやはり先生が皆さんを信頼されている。その互いの尊重と信頼が素敵だなと感じました。

お隣の病児保育室へ。

病気のことも、しっかりと。

こちらではRSウィルス、インフルエンザ、等それぞれの病気で、お部屋を分けていらっしゃいました。これも大変ですよね。(ひとの配置的にも)

下痢のお子さんにりんごをすったり消化の良いものにしたり、と食事も提供。

患者さん(親子)と看護師さんも顔馴染みで、あのママさんがママになる前、子どもの頃からみてるのよ、って奥さまが。そういう関係性が、かかりつけの魅力。

病気のこと、子育てのこと、皆さんたくさんたくさん相談されていて親としてここでならゆっくり成長することができそうだなと思いました。

海に山にフェリーがあって新幹線も通ってる。駅の周りにいろんな便利なものも揃っているし、でも、のどかで、子育てするにはいいなぁ。

とてもよい時間でした。今日得たことを刻んで、明日の発表に備えます。
 

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