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営業出身の私がユアマイスターのWebディレクターに転身して気づいた、営業とディレクターの共通点


こんにちは!そして、はじめまして。YOURMYSTARディレクターの稲垣(@ami_yms)です。

まずはユアマイスターのアドベントカレンダーをご紹介。今日が8日目です!

自己紹介

初note投稿になるので簡単に私の自己紹介をすると...

・日立システムズの営業→日立製作所(駐在)の営業を経て、ユアマイスターのWebディレクターとしてジョイン。
・ユアマイスターでのあだ名は 「ばう」です。(由来は、またいつか...)
SHElikesのWebデザイン講座を受けて、基本的なデザイン思考やhtml、cssを学びました!
・読書と本屋さんが好きで、最近はインテリア本集めが趣味(海外の絵本とかドンピシャ!)

転職のきっかけやユアマイスターへ入社したきっかけはこちら。


さて、私はWebディレクターになってから1年半ほどたつのですが、
他社の方と交流する場面で「あれ、営業出身のディレクターって全然いない...!?」と感じる機会が多いのです。(というか、お会いしたことない...)
でも営業でやってきたことが活かされていると思える場面は、お仕事をする中で多々あります。
営業で今後のキャリアを考えている人にとってWebディレクター(そしてPdM...etc)に進むキャリアってもっと身近になってもいいのでは?と思ったのが今回の記事を書くきっかけとなりました。

そこで今日は、
・今は営業だけど別の業界や職種へのチャレンジを考えている
・実際営業からディレクターへの転職ってどうなの...?
という方へ、営業とディレクターの共通点からディレクターの仕事って面白いよ!というのを伝えたいと思ってます。

営業とディレクターの共通点

その1. お客様が気づいていない課題を掘り起こし、解決策を提案すること
前職の営業では、お客様の現状(お困りごと)と理想の状態をヒアリングしたうえでその差分(課題)をシステムやIT技術によって解決できる方法をご提案すること、が中心にありました。
この差分(課題)というのを見つけるのは容易ではなく、お客様の言葉をそのまま捉えるのではなくて、お客様の部署のお仕事の意義を理解したり、ご担当者の立ち位置を理解したり、時にはお客様の会社の方向性を知ることで、本来の課題はこっちだったのか、と発見することもありました。

Webディレクターの大目的には「プロダクトを成長させる」ことがありますが、そのためには課題を見極め解決するという道無くして実現することはできません。toCの事業がメインになるとWebサイトを通じての数値の変化やユーザーインタビュー等がメインになり、その数値の微量な変化やお客様の声を分析することで課題を見極めていきます。

ちなみに、ユアマイスターではBtoBtoCのビジネスモデルのため、toBの事業者の方と直接お話する機会もあります。時には、業務や現場の実態を知るために作業に同行させていただいて、お客様のビジネスへの理解を深めます。Web業界での面白さはエンドユーザー様により近い場所にいられて、自身の考えで作った変化によって課題を解決し、お客様の感動する声や姿に直接触れる機会が多いことだと思います。


その2. 物事を前進させるための調整力
営業といえば、お客様との契約をとって終わりではありません。
そもそも設計部門と提案内容を練り、開発部門との見積作成、法務部門とのリーガルチェック、経理部門との予算管理、納品までには品質管理部門とのサービス品質チェック...など社内外含めて他部門と関わる機会が多くあると思います。
それをお客様の求める納期などに向けて、一つのゴールにみんなが向くように説得して巻き込んでいく。

Webディレクターもプロダクトの機能追加や改善ひとつとっても、エンジニア・デザインチーム、サポートチーム、時には広報、コーポレートチームへの連携と協力が不可欠です。ユアマイスターはまだ20数名の規模ですが、それぞれのチームでのミッションに追われる中で、時間をとってもらったり各チームを動かしてもらう場合には、ディレクターがハブとなり、チームを巻き込むことが必須です。

「調整力」と見出しに書きましたが、言い換えると目的を腹落ちしたうえで、実行してもらうように伝える力なのではないかなと思います。そしてできないように見える道に、できる材料を一緒に考え道を作っていく。これ、営業で培ってきた方多いのではないでしょうか?


その3.論理的な思考力とストーリーの組み立て力
どの職業でも必要なことだとは思いますが、特に営業では論理的思考が前面に出る場面が多いのではと思います。お客様へのプレゼンや社内の会議など色々な情報から必要なものを汲み取り、相手にとって理解しやすいように並べ替え、ストーリーとして仕立てる。

個人的には、感情的なことだけでも心動かされることが多いです。(最近の涙もろさは異常)
しかしながら、お客様に対してそうはいきません。お客様のステークホルダーを想像し、決裁権を持った(お客様の)上司や部門にも通るように必要な情報を取捨選択してストーリーに仕立ててこそ営業だ、と教わってきました。

Webでは多様なお客様がサイトにきてくださる分、お客様ごとに色々な捉え方ができると思います。だからこそ私たちの世界観を伝える文章、サイトの導線や機能なども丁寧に考えながらプロダクトを作っています。自分で考えた文章や機能が何万という方に触れてもらえるというのもwebディレクターの1つの醍醐味ですね。そしてこの営業時代に訓練されてきた論理的思考とストーリーの組み立てがとても役立っているなと感じる日々です!


最後に

と、とても長くなってしまいました。
初noteで読みづらい部分も多々あったかと思いますが、ここまでお読みいただきありがとうございます...!

ちなみに、今日は共通点をお伝えしましたが、営業と違うディレクターならではと言える部分のお仕事も面白いなあと思っています。そしてその違いは、まさにディレクターの意義になりうるのではと思って最近ディレクションチームwayというものを作ったので別の機会にお話しさせてください!



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