ミッドナイト・エピローグ
夜空を見上げれば 散りばめられた輝き
ひとつとして 同じものはない
ぼくらはその日に向かって
ゆっくりと時計の針を進めるんだ
人それぞれ限りあるものを
抱えて寄り添って歩いていく
寂しがり屋の君に
渡したい言葉の束を書き綴っている
君の言葉 まるで優しいベールみたいで
触れてしまったら闇に溶けてしまいそうな
そんな君だから ぼくは
貰った言葉 贈った言葉
どっちがどっちかなんて分からないくらい
笑って泣いて手と言葉を重ねていこう
分からない時があってもいい
泣いて立ち尽くす日があってもいいよ
そんな君とだからぼくは
世界の終わりの日が来たとしても
綺麗な夜空眺めるように
そんなエピローグを描けるように
君の夢 ぼくの夢
近くて遠い銀河のよう
深夜に紡いでみよう エピローグ
君が今日も安らかに眠れるように
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