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Poemy_あると

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Poemyに載せてる作品です。
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#詩

夕桜 ┃ 詩

夕桜 ┃ 詩

いちばんきれいなのは
散り際だって知ってた?

最初から知ってたら
僕は何か助けられたのかな

君の心に映るもの
最初から視えてたらよかった

終わりの時のはじまり
それは きっと 美しい

いちばんの愛なんて
去り際に気がつくの?

最初から分かってたら
君の心に気づけたのかな

君の夢にいる僕
最初から分かってたのかもね

空白の終わりと始まり

舞い上がる花びら
君の ことを 想います

ミッドナイト・エピローグ

ミッドナイト・エピローグ

夜空を見上げれば 散りばめられた輝き
ひとつとして 同じものはない

ぼくらはその日に向かって
ゆっくりと時計の針を進めるんだ

人それぞれ限りあるものを
抱えて寄り添って歩いていく

寂しがり屋の君に
渡したい言葉の束を書き綴っている

君の言葉 まるで優しいベールみたいで
触れてしまったら闇に溶けてしまいそうな

そんな君だから ぼくは

貰った言葉 贈った言葉
どっちがどっちかなんて分からな

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眠れない夜に。

眠れない夜に。

君が眠れない夜があるのなら
できる限りそばにいてあげたいと想う

これは私のエゴだから
気にしなくて良いよ

久々に気持ちを綴ってみてる
わたしの気持ち 客観視

やっぱり好きだなと想う気持ちを
眺めて見つめている

身にならない日々を重ねて
かける言葉も減っていくけれど

なにも諦めてないよ 君の歌が
奮い立たせてくれるから

空に向かって泣かないでなんて
言わないから

せめて 今夜は
穏やか

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8

8

夏のうだるあつさはどこへと
つま先だけは冷え切って

君の熱を冷ますような
力が僕にあったならな
そんな夜もあるね

足先はつめたい 君の心と
真夏の暑さに 凍えそうなのは
どちらさま あなたさま

できるなら あたためてあげたい
気づいてない そんなことはない
でも受け入れてしまえば 業火の矢が
降ってきそうだ あの雨のように
雷のように
まだ僕には君を守り抜く盾はないし

君もまだ見つけてない

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