「成長」「学び」に疲れた😢

最近、「成長」や「学び」に疲れてしまった。エネルギーがそれらに向かおうとしない。

それって一体どういうことなのだろう…とモヤモヤしているので、思い浮かぶことを思うままに書き出してみる。

心のライターが点かない…！

まず、何に疲れているのかを具体化しよう。

私の職場は、職員一人ひとりの成長や学びを大切にしている。それは組織の文化としてもそうだし、組織制度としてもサポートしてくれている。一人ひとりの成長・学びが組織全体を高めていくし、それが社会貢献にもつながっていくと信じているからだ。

成長・学びを重視するその文化や制度はステキだなと私自身も思っているし、共感しているからこそ今の職場に勤めている。

職員同士でお互いの取り組みを振り返って労い合ったり、人生のビジョンを語り合ってそのために何ができるかを一緒に考えたり。
書籍代の補助を利用して、仕事やスキルにつながる本を読んでみたりもしている。

だけど、最近になって突然、何度カチカチしても点かないライターのように、成長への意欲が燃え上がらなくなってしまった。

成長すること・学ぶことが良いものだ、という考えや気持ちは変わらない。子どものころから勉強はわりと好きで、知識や経験が増えていくことで世界が広がっていく楽しさとか嬉しさは知っている。できなかったことができるようになる喜びだって知っている。

知っているはずなのに。気持ちが動かない。

「本を読もう！」とか「あの人に会って、仕事の話聞いてみよう！」とか「やったことないチャレンジをしてみよう！」とか、そういう気力が急に湧かなくなった。

今まで起きたことのない状態に直面して戸惑っている。

盲目的な努力は非効率（というか苦しい）

疲れてしまった理由を考えてみる。ふと思いついたのはこの3つ。

①成長することがプレッシャーになっている。
②自分のペースを欠いている。
③成長する目的を見失っている。

①成長することがプレッシャーになっている。

要は、「成長するぞ！(will)」が「成長しなければ！(must)」になっている。

成長や学びって、まず悪いものとして見られることがないし、どんな場所や文化でもだいたい是とされるものだから、「それが自分を苦しめているかも」なんて疑おうとすらしない。

知らぬ間にそういう固定観念が根を下ろしていて、成長したいはずなのに気持ちが動かないってことが起きると、「えっ、自分どうしちゃったんだ…⁈」と焦る。

「ほら、成長しないと！ヤバいよ！」という声がどこからか聞こえてくる。

②自分のペースを欠いている。

仕事し続けたら肩が凝るのと同じように、走ったら息が切れるのと同じように、成長しようと頑張れば疲れる。疲れすぎて倒れないように、みんな自分のペースを持っているはずだ。

そのペースを欠いて動き続ければ、当然疲れて動けなくなる。今の私がこれなんじゃないのか。

実際思い当たる節もあって。
自分の殻を破ってコンフォートゾーンを飛び出していけるようにと、「慣れないこともやってみるぞチャレンジ」を数ヵ月前から始めた。

昔の友達に連絡を取って話してみるとか、
仕事で新しいプロジェクトを引き受けてみるとか、
ふだんならスルーしてしまう場面で自分の意見を言ってみるとか。

勇気はいるけどやってみて良かったと思うし、何より「自分、チャレンジしてるな～！」という満足感もある。

とはいっても慣れないことをしているのだから、心にはちゃんと負荷がかかっていたのだろう。その結果として、気持ちが動かなくなった。

③成長する目的を見失っている。

成長すること自体が目的になってしまっているのかも、とも思った。

それは必ずしも悪いことではないのだけど、「その成長や学びが何かにつながっている」という実感や目的意識がないと、継続するには苦しくなるよなぁと思う。

ただ私の場合は、そうならないように予め目的を立てていたはずだ。
だとすれば、今のこの状況は、

・立てた目的を忘れてしまっている（あるある）
・成長のために努力はしているが、具体的な成果を実感できていない

ということなんだろうなと考えた。

まとめ

成長しよう・学ぼうと思っていろいろチャレンジしてみてたけど、急に気持ちが動かなくなってしまい、その事態にモヤモヤしていた。

しかし、自分なりに気持ちや理由を言語化してみたら、モヤモヤがだいぶ晴れてきた。どうしたらいいかも分かってきた気がする。

①まず心を休める。「成長しなきゃ！」の気持ちが静まるのを待つ。
②気持ちが落ち着いたら、「なんで成長したかったのか」を振り返る。
③目的のために本当に必要だと思うこと、自分の心がワクワクすることから着手する。

うん。とりあえずこれだな。
言葉にするって大事だ。

みなさんの意見やアイデアもぜひ教えてください。