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地域で育てた希少な国産漆を使用。銘木レジンテーブルで、会津に還元。

2023年も残りわずかとなり、あっという間にもうすぐ年末ですね。みなさんは、ふるさと納税は取り入れているでしょうか?今月は特に駆け込みが多くなる時期だと思います。

当社では、新たなものづくりに取り組んでおり、そこで生まれた「会津UV漆 銘木レジンテーブル」を、会津若松市のふるさと納税の返礼品として出品しています。

ふるさと納税に出品する意図

<ふるさと納税とは>
住んでいる場所とは別の自治体に寄付をすると、次の年の所得税や住民税で控除が受けられて、寄付のお礼として返礼品も受け取れる制度。

当社は、地場産業である会津塗りの技術を応用した塗装技術で仏壇・仏具・位牌などの製品を手掛けています。会津若松市に根差す企業として、地域社会の活性化に寄与できればとの思いから、2022年6月からふるさと納税の返礼品として「会津UV漆 銘木レジンテーブル」を出品しています。

会津UV漆 銘木レジン テーブル (小)
会津UV漆 銘木レジン テーブル (大)


地域に根差した、自然由来のものづくり

当社では木目を見極めながら、原木から買い付け、製材するところから、ものづくりが始まります。仏壇で使用する木材には、通常では出回らない希少な木材もありますが、節や割れは製品には向かないため、取り除いて使用しています。
▽原木の買付は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

これまでは廃棄されていた木の個性である節や割れ、曲がり具合も、レジンを流し込むことでそのまま使用でき、必要な幅や大きさを確保することが可能となりました。この木材の表情をより生かせるアイテムとして、テーブルづくりに挑戦しています。

節や割れは、通常の製品づくりでは廃棄してしまうことが多い

この「銘木」と、植物由来の「樹脂」を掛け合わせ、自社で育てた会津産漆を配合した自然塗料ベースの「会津UV漆」を塗布して仕上げたのが、このテーブルです。
▽自社で育てた会津産漆は、こちらの記事で詳しく紹介しています。


地場産業の発展を願い、会津UV漆グループを立ち上げ

会津UV漆 銘木レジンテーブルは当社だけでなく、地場産業の企業が集まって結成した「会津UV漆グループ」という取り組みの中から生まれたアイテムです。

約20年前に福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターと産官連携でUV漆塗料を開発し、特許も持つユーアイヅと、会津漆器の三義漆器店、そして仏壇・仏具メーカーの当社の異業種3社は、2017年に会津UV漆グループを立ち上げました。

福島県会津地方で400年続く伝統的な漆工芸「会津塗」を進化させた独自の開発品を企画・提案し、量産体制の構築などで地場産業活性化を目指しています。

左から三義漆器店の曽根社長、ユーアイヅの五十嵐社長、当社の保志社長(2017年)

「伝統を守りながら新しい会津塗を広めたい」「漆が持つ潤いや深み、温かみ、高級感を広めたい」という思いのもと、お互いのノウハウや資源を活用した勉強会や情報交換を重ね、新しい製品を国内外の市場に提案しています。

ふるさと納税に出品している会津UV漆 銘木レジンテーブルは、以下のリンクからご覧いただけます。


文/むらかみ

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