風KAZEの「海岸通」　藤井風さんのCDを買おうと思ったら…

「かぐや姫」の名曲と言えば「神田川」「赤ちょうちん」「22才の別れ」など若い方でもご存知かと思いますが、かぐや姫が解散して正やん（伊勢正三さん）が「風」というグループを作りました。

伊勢正三さんは「なごり雪」を「イルカ」さんに提供しましたが「22才の別れ」や「なごり雪」は「かぐや姫」を知らない人達にも知れ渡る人気となりました。
「イルカ」さんはあまりにも有名で畏れ多い楽曲なのでイメージを崩すといけないと最初辞退されたようなのですが、是非にと正やんに勧められて「なごり雪」を歌ったそうです。

結果的に大ヒットとなり、今や「イルカのなごり雪」の方が知られるところとなりました。
歌い方は♪「去年よりずっと綺麗になった」の「なった〜」のところに違いがあります。

余談ですが「イルカ」さんはデビュー前からかぐや姫の前座などに出ていてその時の歌声を聴いてファンになりました。
エッセイも書かれていてその感想を送ったら返事をくれました。
今でもそのお手紙は宝物です✉️
なごり雪を歌う何年も前のことでした。

「かぐや姫」は学園祭などで聞くくらいであまり知らなかったのですが、正やんの素朴な声に魅せられて「風」のファーストアルバムのレコードを当時買いました。
40年以上前の話です。

なぜか最近思い出して「風」のCDを手に入れました。
本当に偶然なのですが、実は大好きな「藤井風」さんのCDを注文する際に「風」繋がりなのか「風」のファーストアルバムも一緒に並んで出てきたのです。
思わず懐かしくて両方注文してしまいました💿
こんなことってあるのですね…ネットならでは…（BOOKOFFのチケットあって良かったです🤗）

正やんの歌は悲しげなものが多いのですがその中で「海岸通」はとても好きだった歌です。今聞いても儚げで当時にタイムスリップしたようでした。

♬「あなたの言う通り妹のままでいた方が良かったかもしれない…」
なんだかキュンとしました。

あなたが船を選んだのは
私への思いやりだったのでしょうか
別れのテープは切れるものだとなぜ
気づかなかったのでしょうか
港に沈む夕陽がとてもきれいですね
あなたを乗せた船が小さくなってゆく

夜明けの海が悲しいことを
あなたから教えられた海岸通
あなたの言う通り妹のままで
いた方が良かったかもしれない
あなたがいつかこの街離れてしまうことを
優しい腕の中で聞きたくはなかった

まるで昨日と同じ海に波を残して
あなたを乗せた船が小さくなって行く

そして本命の藤井風さんのCD

#思い出の曲