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約束は守って守らせず

こんにちは。約束を守らない人にも寛大な心を持つアルパカ社長です。

あなたはどうですか?

約束を守れる人ですか?
私は守れたり守れなかったりです。いや守れない方が多いかもしれません。特に自分との約束を蔑ろにしがちです。

私達は約束を守れない人に対して「できない人」というレッテルを貼って関わらないようにしたり、期待を裏切られたといって傷ついたりします。

そもそも人間とは自分との約束すら守れない弱い生物だということを忘れて棚に上げているようです。自分はいいのに他人はダメということを無意識にしているのです。

決めたことを守れないのが人間の性です。それを決めたとおりに実行できるのは機械です。私達はそれは怠けとして認識していますが必要な機能なのです。

怠けが私達を守り、継続や循環をうまくいくようにしてくれています。

この怠けがなければ私達は簡単に壊れてしまいます。あなたも真面目な人がうつ病になるのを何度も見ていると思います。それだけで済めばよいですが組織となると伝染するように問題が起き始めます。怠けを許容できない組織は崩壊します。

怠けが悪となるのは必要のない怠けをし始めた時からです。

その判断は他人が決められることでもなければ自分で判断することも難しいものです。根本的に私達は怠けが悪だと教えられてきたからです。私自身もどこからどこまでが良くてどこからどこまでが悪いのかよくわかっていません。自分の感覚で壊れないように仕事を調整しています。

もちろん約束は守らなくても良いという話をしているわけではないので守れないならばその旨を伝えておかなければなりません。それ以前に守れない約束は厳禁です。自分の首を絞めることになりかねません。

私達は約束をする時に絶対的なものであると無意識に期待してしまいます。それがそもそもの問題です。私の尊敬する社長は約束が守られないことも見越して計画を進めていました。「申し訳ございません」と謝る社員に「大丈夫。それも想定内」と。

一見甘やかしているように見えるかもしれませんが、叱責しないことで努力したことは肯定しています。そもそも謝れる社員は責任を感じているから謝っているので叱責など必要ないのです。最後に期待の声を掛けてあげれば甘えすぎることも防げます。

約束は守るべきですが守ることを強要するのは支配です。

自分のことを棚に上げず寛大な心でいられるようにしたいですね。



ナマステ✨



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