見出し画像

【考察】英語は点数ではなく経験値


皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回は私の考える英語ついてお話します。


私は日本社会の英語に対する態度にがっかりしています。


日本ではTOEICの点数が英語力をはかる指標になって、高得点を取るために勉強をする方が多いです。


希望する就職先がTOEICの点数OOO以上ではないと面接できないなど足切りします。
その割には、就職しても英語を使う機会が思ったほどなかったり、実際に点数は取れても英語を使えない人も多いです。


英語力向上のためにワーキングホリデーに行ってきた人に、「どうせホリデーしてきたんだろ」と言われたり、日本社会は英語を話す人を必要としているにも関わらず、なかなか評価されない風習があると思います。


画像1


英語習得自体、ある程度のまとまった時間と努力が必要ですが、日本の英語に対する学校での義務教育自体が機能していないので、日本の義務教育から国際社会に通用する人が出てくるのは非常に難しいと思っていますし、これからもその傾向は暫く続くと思います。


そんな環境の中で私は日本で英語を勉強している時は、もちろんテストを受けていました。800点前後の点数を当時は出していましたが、それよりも大切にしていたものがあります。


自分の英語で周りに何ができるか、そのできることを実行してきたか。


画像2


英語を学習している間、特にスピーキングに関しては、英語力を伸ばすために必要だと考えてました。


私の周りには外国人旅行者しかいなかったのですが、自らその人達と関わりを持つことにより、結果日本で英語力を大きく伸ばすことに成功しました。


1年で約70人の外国人を案内しましたが、TOEICの点数よりもこの「迷子の外国人を一人10時間かけて案内した。それを1年継続して70人の外国人を案内した経験」のほうが英語力を伸ばすのに価値があると思っています。ユニークな経験もたくさんできました。

人生で初めて告白されました。日本人にも告白されたことないのに。。。

初めての感謝の気持ちの伝え方に戸惑いました。

私の発音のせいで大爆笑を喰らいました。



ぶっちゃけ、TOEIC0点でも知ってる英語を使って外国人とコミュニケーションを取ろうとしたり、困っている外国人を助けたり、そのような経験のほうが点数よりも大切な経験だと思いますし、その経験が点数に結びつくと思います。

机上での勉強でも身につきますが、知識として身についたものと、経験として身についたものでは、経験として知っていたほうが断然強いです。

異文化同士の人間関係の作り方など、テストでは出題されないこともたくさん経験できますし、英語での会話を通して知ることもできます。

今英語力が伸び悩んでいる方や、どうしていいかわからない方は、一度身の回りに自分の英語が活かせることがないか、困っている人の力にならないか探して困っている外国人の力になってください。

点数ばかり気にしてても疲れるだけです。

助けた経験が積み重なれば必ず自分にかえってきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?