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【体験談】海外で人との出会いは学びの場

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

最近留学中の英語上達方法の記事をいくつか見ました。
「英語の上達方法」その中で英語の上達方法に日本人と距離を置く外国人と積極的に話に行くことをポイントに挙げる記事をよく見ます。

私もワーホリ中はこれを実践していました。
英語を話せない人とは、あまり関わりたくないと思っていましたが、本当にそれでいいのかと考えされられた人がいます。

英語以外にも大切なものがあると気づいた出来事でした。

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その人とは、農場で働いたときに同僚になりました。

オーストラリアにバラマンディーという大きな魚を釣りに来た、その資金集めのために働いていた人でした。

初対面の際は英語も話さずに何をしているのかと思いました。
その人自身英語はほとんど話せないと言っていたし、英語を話す時はほとんど単語でコミュニケーションを取るのが難しそうでした。
私に英語の助けを乞うてきたときも何度かあります。
はじめはその人のみせる「英語が話せないという態度」が気に入らないときもありました。


趣味は魚釣り、ワーホリの目的はバラマンディ。

その人に教えてもらいましたが、この魚は非常に大きく、オーストラリアにしか生息しないそうです。淡水と海水の両方に生息しているので、両方で釣りたいと夢を熱く語ってくれました。

魚釣りのためにワーホリという、私の考えには全くなかったことを聞き、私のその人に対する考え方も変わり、その姿勢に人間的に魅せられました。

農場で共同生活をしていると、彼は「ワーホリので叶えたい夢」に向かって真っ直ぐで、英語でできないことは素直に助けを求めていけるような素直な心を持っている。
バラマンディを釣るためには妥協しない生き方をすごく魅力的に感じました。
私もワーホリ中は英語に関しては妥協しない、誰にも負けない経験をと高い志を持っていましたが、それと同じかそれ以上のものを感じ、逆に応援したくなりました。
英語で困ったら助けるから、バラマンディを釣ってほしいと密かに応援したくなりました。

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日々の生活がどれだけ魅力的か。

海外留学中はシェアハウスや学校で、いろいろな人との出会いがあります。
人の数だけいろいろな夢があり、自身の英語上達のためには、英語環境のために距離をおいたりすることを意識的にしなければ行けない場面もあるかと思います。
しかし、人の出会いもまた一期一会です。
英語以外にとらわれずその人をよく観察し、なにか感じることや学ぶことがないか、英語以外にも新しい気付きがあったり、モチベーションを上げる機会もあると感じた出来事でした。


彼のSNSのページでバラマンディーを釣り上げている写真を見た時は、私も嬉すごくうれしい気持ちになりました。

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