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日本語教師の1日

今、書きたいことが思い浮かばないので
私の今日したことを記しておきます。

日本語学校の専任って普段どんな仕事があるんだろう?
と思った方は覗いてみてください。

*

学校に出勤してから始業まで1時間ほどあるので
コーヒーを入れてのんびりする。
あまり早いうちから仕事はしません。

周りの先生と昨日のニュースや出来事なんかについて雑談。
「昨日のドラマ見たー?」なんてまるで学生のよう。
今日の話題はもちろんうがい薬。

仕事の時間になり、まずは大学や専門学校の資料整理。
この時期、1日に15通くらいの学校からパンフレットや入試要項が届きます。
後輩の先生と一緒に進学指導コーナーの棚に入れながら、進路指導についての相談を受ける。

私が今年気になっているのは、学生の進学のモチベーション。
もちろん将来に向けて路を進めていかなければならないのは学生自身よくわかっていると思うけど、
実際に学校を見たり説明会に参加できないことで
イメージま湧きにくいし、学校を選ぶのが難しいだろうなぁ、と思う。

授業の課題のInstagramとnoteの投稿をチェックする。
この人たち、日に日に話題が自然になってきて、
自分の気持ちがうまく表現できるようになったなぁ…写真の投稿も色々なネタが出てきて、最初の頃の「何を載せればいいのかわからない」と言っていた頃が懐かしい。
noteの日本語を添削してgoogle classroomで返信。

明日の授業に入る新任の先生からの教案が届いたので、添削をする。
もう少し早く出してもらった方が準備の時間に余裕があるのになぁ…と思う。

そうこうしているうちに授業の時間になったので教室へ。
雑談がメインの時間なので、今日は「最近へこんだこと」を話した。

「一緒に日本に留学して来た友達が国へ帰ってしまった」

「アラームが壊れて初めて学校に遅刻した」

「ずっと楽しみにしていた「刀剣乱舞」のオンライン舞台が中止になってしまった」

「山田涼介くんが雑誌でヌードに…」

などなど、まるで女子会のように色々出てくる。(実際、女子だけのクラスなのです)

以前はなかなか些細なことを言葉に出すのが苦手だった彼女達がそれを話題として表現できるようになったのが嬉しい。

先週から「相手の心境を考慮する」のと「適切な相槌を打つ」練習をしているので
表現を練習した後に、無理難題お悩み相談室をした。
1人が「離婚しようと思ってるんです」など、相談としては荷が重い相談を持ちかけ、それに応じるというもの。
どうしても極論に直結しがちな学生は苦労しているようだった。

授業が終わり、昼ごはんを買いに近所のお弁当屋さんへ。
あっつ〜い!!!!
今年初めての夏の暑さを感じた。
日傘を持ってくればよかった。

昼食後は今後の起こり得る事態に備えての会議。
万が一が起こらないことを祈りつつ、万が一に備える相談をする。

会議の後はとある専門学校の先生からZoomで学校案内をしていただく。
東京から遠く離れた場所の綺麗な景色を見せていただいて、ちょっとだけ旅行にいった気分になった。

新任の先生から送られてきた教案を添削する。
お話の内容がコロナネタばかりなので、それはちょっと…とお願いした。
それにしても「文型を理解する」というのはなかなか一筋縄ではいかないというか、
まさにたくさんの糸が絡まっているものなので、大変なものだと思う。
なるべく自分で気づいてもらえるように、答えではなくヒントを記す。

進路指導を約束していた学生と、今後の進路について話し合う。
1人目はこれから就活を始める学生。

もう1人は来週大学院の口頭試問が控えている学生の面接練習。
毎回、大学院の試験を受ける学生には最初に
「専門用語を使わないで自分の研究を説明してみてください」と伝え、説明してもらう。
ここですんなり説明ができる学生は、自分の研究内容が頭に入っているし、臨機応変に対応できる。
今回はなんとも見事な説明をしてくれて、おかげで私も新たな知識が増えた。ふむふむ。

練習が終了し、仕事が終わる時間も近づいてきたので
明日の予定の確認とやることリストを作って終了!

今日は色々な人とたくさんお話した1日でした。




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