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子供が欲しいと言わない理由

22歳、社会人になるにあたって多くの友人とキャリアプランについて語りました。
そこで必ずといっていいほど出てくる話題は、結婚願望の有無と子供は欲しいかどうか。

結婚はしたいけど、子供はどっちでもいいかな!と答えています。
すると先日、「子供を作らないなら、何のために結婚するの?」と驚かれました。
気持ちは分かるのですが、この思考には色んな危険性が存在すると思うのです。

子供が出来るのは当たり前ではないと気づいた

大学の頃仲が良かったグループの中の1人に、病気によって既に子供が産めないことが分かっているという子がいました。大学を卒業して新社会人になった私たちにとって、結婚や出産は未知のものです。「自分は子供が出来ないかも」という可能性すら、考えたことがありませんでした。その子に出会って、今まで子供を授かることを当たり前の前提として話し、何歳までに欲しいなとか、何人欲しいなと言っていた自分を恥じました。もしかしたら、私のこの発言で傷ついた人がいたかもしれません。

私に「子供を作らないなら、何で結婚するの?」と聞いた子も、子供が出来る可能性について考えるきっかけがなかったのでしょう。私もそうでしたから、彼女にどうこう言うつもりはありません。(それ以前に、結婚をしたい理由なんて人それぞれだからほっといてくれ…とは思ってしまいますが)

キャリアプランに組み込むのはやめた方がいいかも?

そもそもキャリアプランなんてものは、その通りに行くことの方が少ないと思っています。私はモチベーションの向上や勉強方針のために立てています。しかし、上記のようなセンシティブな要素を疑いもせずに組み込んでしまうのは、少し待った方がいいのかもしれません。

そういえば大学生の頃、キャリアセンターの方に「人生なんていうのは何が起こるか分からない。あらゆるライフイベントは、起きたら、起きなかったらではなく、起きても起きなくても、という考え方をしてください。色んなイベントに左右されない思いを見つけてください。」と言われたことがあります。

願望を持ったり、様々な状況に対応できるための戦略を練ることは必要ですが、そこにエネルギーを注ぎすぎず、自分の軸を見つけることの方が大切なんだなと感じました。


小さい頃に思い描いた色んな夢が、だんだんと現実味を帯びる年齢になりました。
足元を見ることとゴールを見ること、どちらも忘れないように日々精進したいと思います。


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