「働く」の正解は?
退社から約4ヶ月、再就職が決定しました。
この4ヶ月、また新しい環境に身を置いていろいろ考えてみました。
自分は何がしたいのか、何をすべきなのか。
退職してから暫くは、「社会人」「正社員」に絶望しか感じていませんでした。1日8時間の労働をこの先何十年も続けることには、とても耐えられないと思いました。フリーターの方が心に余裕ができるし、好きなことができるから人生の幸福度は高くなるのではないだろうか?と考えていました。
その後、新しい環境に身を置きましたが、そこは何故か起業している方が多くいました。
彼らは自分のしたいことをしっかりと形にできていて、すごく生き生きしているようでした。
私も元々起業したいという思いはあったので、その思いはさらに強くなりました。
でも、そのためには何がしたいのかをまず見つけなければならないし、お金の面でも用意しなければいけないことがたくさんある。
私にはまだ早いと思ったのです。
そして自分は本当は何がしたいのか考えに考えた。だがしたいことが多すぎて何から手をつければ良いのかわからない。
起業したいし、留学したいし、海外に行きたい。
そんな私の頭の中は「お金がなきゃ」でした。
相応の覚悟があれば、お金を借りてこれらを実行することもできます。でも私は、お金を借りるという決断はできませんでした。
何が足枷になっているのか?
私はずっと「お金」だと思っていたのですが、それは違ったことにきづいたのです。
私がまず求めていたことは「自立」でした。
自分でお金を稼いで、自分で生活できるようになる。その上でお金のことを考えて、したいことをする。
私が前提に考えていたのは「お金」ではなく「自立」だったのです。順番は自立(生活)→お金→やりたい事でした。
それに気づいたのと同時に、PCひとつで自営業をしている方に出会いました。
PCひとつあればどこでも仕事ができる。自営業だからさらに身軽に動ける。その方は、コロナ前は海外を飛び回り、今は日本中好きな場所でホテル暮らししながら仕事をしていました。
パソコンで仕事ができるスキルを身につければ、個人事業主になれるし、好きな場所で働けるんだ!そうすれば「留学」と言う夢も叶うかもしれないと思い、私はIT関係で再就職することを考えました。
フリーターでPCスキルを磨けば良いとも考えましたが、「自立→一人暮らし」のことや、「働きながらスキルを身につけられること」を考え、再び正社員としてチャレンジしてみようと決めたのです。
一日8時間、週5日働く生活が自分にできるのか、正直まだ不安です。だけど、もう一度だけチャレンジしてみようと決めたのです。次もダメなようなら、自分は本当に会社員に向いていないんだと思います。
人それぞれに働き方、スタイルがあると思います。私はまだ社会に出て1年も経っていない。生き急がなくて良い、ゆっくり自分のスタイルを見つけていこうと考えるようになりました。
そう考えると、まだ次がどうなるかは分かりませんが、この半年の出来事も無駄ではなかったと感じます。
むしろ他の人よりも経験値高くなったとポジティブに捉えたいです。
自分自身を慰めながら、他の人の声よりも自分のことに集中して、ゆっくり前に進んでいきたい。
やっと自分の人生が動き始めたのかもしれない。この半年間で、少しは前進できたかもしれない。
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