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きっかけをくれた場所 |#happy moment 008

どんなことにも「始まり」はあって、
それは時として人生を変えるような大きな出会いになる。

北海道浦河町。
あるプロジェクトで初めて訪れたのが2014年。
札幌から南東に約180キロ・3時間弱にあるその町は、海があり、山があり、馬がいて、緑が生き生きしていて、街並みがきれいで、おまけにセレクトがたまらない映画館もあって、いつでも笑顔で迎えてくれるパン屋さんや、美味しいこだわりのごはん屋さんと、そして、町を愛する素敵な人がたくさんいた。

日帰りの短い滞在だったけれど、帰り道、
浦河町を全然知らなかった自分!なんてもったいないんだろう!
と思った。知らないって、本当にもったいない。
私も浦河のことをもっと知りたいし、いろんな人にこの感動を伝えたいし、一緒に撮影したり、浦河の時間を共有したいなと思った。

「写真」をキーワードにして。

それが、私の始まり。

いま、私が代表を務める北海道カメラ女子の会は、写真を通した地域の魅力発信プロジェクトを、北海道の市町村と協働で行っています。

その町のファン・関係人口を増やす撮影ツアーやイベント、ガイドブックの製作など、いろいろな活動をしています。

そして、そのまちに住む写真好きな女性をゆるやかに繋いで、情報発信をする「チーム」を結成しています。
彼女たちは、イベントに登壇したり、ブログで連載をしたり、すこしずつローカルヒーローとして活躍しています。自分のまちのことをキラキラとした目で話すみんなの姿は、いつも眩しく、心強い。

会いたい人がいる。
また行きたい風景がある。
そんな場所が増えるのは、とても豊かなこと。

札幌生まれ・札幌育ちの私にとって、それは「帰る場所」が増えるような、なんか嬉しい気持ち。

まちのみなさんや、チームのみんな、事務局スタッフ、そして、イベントやツアーに参加してくれるみなさんに支えられて、この活動も6年目。
2021年1月現在、岩見沢市観光協会、四町広域宣伝協議会(浦河町・様似町・えりも町・広尾町)と2つプロジェクトが進行中です。

一方通行にならないように。
お互いに気持ちや想いを確かめながら。

これまでもこれからも、「写真」をキーワードに、みなさんと一緒に進めていけたらいいなと思っています。

最後まで読んでくれてありがとう。
ぜひ「スキ」や「フォロー」もいただけると嬉しいです📷
E-M1MarkIII M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

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