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新卒第一号社員は今?日中混合チームを率いて中国ビジネスに挑戦中!【クロスボーダー事業責任者/Vstar Japan代表取締役】

こんにちは!アライドアーキテクツ 広報の伊藤です。

今回は、当社で中国向けマーケティング支援事業を行なうクロスボーダーカンパニーを統括しながら、日本人タレントやクリエイターの中国展開を支援する子会社、Vstar Japan株式会社の代表取締役も務める番匠さんにインタビューしました!

新卒第一号社員として入社した番匠さんに、国内向け事業を担当していた当時の経験や中国向け事業を統括するまでの苦労、今後の事業の展望など聞いてみました。

ー新卒第一号社員としてアライドアーキテクツに入社された番匠さんですが、そもそも入社を希望されたきっかけは何だったのでしょうか?

実家が自営業だったので、自分がサラリーマンになるというイメージがなかなか持てずにいたのですが、「自分が幅広く成長できる企業」に入社したいと考えていました。様々な企業の面接を受けていたのですが、アライドアーキテクツの選考を受ける中で「SNSのビジネス活用」という自分が全く分からない未知の領域の事業について興味を持ち、自分にとって新しい経験の機会になるのではないかと思い、入社を決意しました。

ー入社後、まずは国内向け事業の営業を担当されていたと聞いていますが、具体的にはどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

現在の「moniplaファンブログ」というサービスの営業をしていました。当時は東日本大震災の直後だったため、先輩が被害の少ない大阪に向かい、僕が大阪の企業にテレアポして商談を渡すという仕事を毎日行なっていました。3年目には、10名程度のメンバーを率いる営業チームのリーダーになり、どのようにすればチーム力が伸びていくのか試行錯誤していました。大枠の方針やルールは作っておくものの、細かな点についてはあまり口を挟まず、量をこなして経験を積みながら成長させていく、というのは自分の中で大切にしていました。

また、サービスを統括する責任者になり、運用、CS、エンジニアといった、サービスを支える様々な職種の方々と意見交換をしながら営業以外の視点からもサービス作りを経験することができたことはとても良い学びだったと思います。

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ーその後、会社は2016年4月に中国向け事業を本格的に開始し、番匠さんは事業の営業担当として抜擢されましたが、それまで中国ビジネスの経験がなかったと聞いています。言語の問題をはじめ、たくさんの苦労や努力があったのではないでしょうか?

日本と中国ではSNSやマーケティング手法、購買まで繋がっていく流れが大きく違うため、その違いを理解することが大変でした。インターネットで検索して学ぼうと思っても日本語の記事がないため、言語の壁には苦労しました。

そのため、自費で語学学校に数ヶ月間通って、勉強の仕方を学んだり教材を揃えることから始めました。そのうち独学に切り替えまして、業務外の時間で勉強しながらHSK(中国語検定)のテストを受け、現在はHSK4級レベルまで到達することができました。今後はビジネス上で中国の方と普通に会話をすることができるよう、勉強を続けています。

最近は、毎日中国語で書かれている本土のマーケティングに関する記事を読んでいます。在宅勤務が増えたことで自分の時間も増えたため、中国語の記事を読み始めてみると知識の幅が広がり、さらに月に2~3回開催するようになったオンラインセミナーYouTubeチャンネルですぐにアウトプットできる、この繰り返しで、中国マーケティングの全体像を深く理解し幅広い情報をお伝えできるようになったので、もっと早く始めておけば良かったと思っています。

また、SNSを理解するためにWeiboアカウントを作り定期的に投稿もしていました。実際に自分で投稿することで、中国SNSでは日本人のどんなコンテンツがウケるのか理解することができましたし、投稿へのリアルな反応を体感することでSNSへの理解が深まりました。

ー現在番匠さんが統括するクロスボーダー事業部には中国人も日本人も在籍していますが、文化の違いへの理解に関してはどのように考えていますか?

今在籍している中国人メンバーは、日本の商習慣や文化を理解しているメンバーが多いので特に違いを感じることはないですね。僕が一番大切にしているのは「チーム力」です。言語をはじめ、皆それぞれ得意なこと、不得意なことはありますが、個人の強みをいかしてお互いに補いあい、結果的にチーム全体の力を強くしていくことが大切だと思っています。

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ー事業の話を少しお伺いしたいのですが、アライドアーキテクツ以外にも子会社のVstar Japanの代表も務めていらっしゃいますが、2つの事業をそれぞれどのように展開しているのでしょうか?

2つの事業を個別に展開しているというよりはとても親和性が強いです。アライドアーキテクツは「日本企業」、Vstar Japanは「日本人タレント」の中国展開支援を行なっており、2つの事業で人・ブランド両面から中国展開を支援しています。

中国マーケティングはKOL(Key Opinion Leader)とKOC(Key Opinion Consumer)を活用して施策を行なうことが多いため、日本企業に中国向け施策のご提案をする際にはVstar Japanが中国展開を支援する日本人KOLをキャスティングすることもあります。アライドアーキテクツとVstar Japanが一緒に営業活動を行なうことで、日本企業に対してご要望に合わせて在中KOL、在日KOC、日本人KOLという幅広いご提案ができることが強みです。

今後は、アライドアーキテクツとしては日本企業に対して最適なソリューションを提供することで、中国展開における0→1、1→10までの道をご支援し成功企業を増やしていきたいです。Vstar Japanとしては、育成を強化し中国でも人気のある日本人を増やしていきたいです。そして、中国進出にチャレンジしてみたいという日本人を増やしながら、中国企業の日本進出、日本企業の中国進出のサポートをしていきたいです。

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ー最後に、番匠さんが今後チャレンジしていきたいことを教えてください。

カンパニーを統括する立場として、「良いチーム、強いチームを作り上げる」ということにチャレンジしたいです。僕が考える「良いチーム、強いチーム」の定義は、先ほどもお話した「お互いに補い合える」ということと、「変化に強い」ことです。できないことがあればできる人がサポートし、できる人はその知識や技術をもっとたくさんの人に伝搬させていくことができればいいなと思いますし、変化の激しい日中ビジネスだからこそ常に次の一手はこうあるべきだという考えを持てているチームを作りたいと思っています。

在籍するメンバーに「このチームに入ってよかった」「いい経験ができた」と思ってもらえるような組織を作り上げ、個人に様々な機会を提供し、良い成長を実現していきたいです。

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