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だからこそ…/詩

大切な存在だからこそ

負わせたくない負担
考える心と感性

震える夜に見上げた月は
何故か俺に優しい

『甘いものにはあんま癒されない』
そう言ってたアイツ

生意気で繊細なアイツ

本心は知る由もなく


俺も今 遠くでエールを贈りたい人がいる
近付く事も

俺を忘れてくれて構わない

ドーナツの丸い空間から覗く世界
そこだけは無垢で居て欲しい

穢れなく生きれたあの頃
ネジ巻式時計を
ゆっくりと過去に戻して


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