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採用難易度の高いサービス企画職の母集団形成ができた【パーソルキャリア株式会社様導入事例】

【課題】HR領域で新規事業を生み出していくために、サービス企画職の採用強化が必要。
【導入】サービス企画職の採用ペルソナと、エシカル就活ユーザーの親和性が高いと判断。
【導入】ペルソナにかなりフィットする学生1名の採用に繋がった。

「はたらいて、笑おう。」をビジョンとして掲げているパーソルグループで中核をなすパーソルキャリア社。キャリアの多様化や生産年齢人口が減少していく状況のなか、人材ビジネスは過渡期を迎えています。企業の採用課題をあらゆる角度で解決し、圧倒的な存在感と知名度を持つ同社も例外ではなく、HRテックの活用など新たな人材領域の事業を立ち上げていくことが求められています。新規事業をより多く生み出していくための人材採用において、エシカル就活がどのような経緯で導入されているのかについて、今回は取材をさせていただきました。

【課題】HR領域で新規事業を生み出していくために、サービス企画職の採用強化が必要

ー新規事業の担い手となるサービス企画職の採用において、どのような課題があったのでしょうか?
サービス企画職の母集団形成に課題がありました。採用枠は他の職種よりも少なく、求められる要件ハードルはかなり高いです。というのも、サービス企画職は入社直後から新しいサービスにアサインされ、事業創造/事業推進を考えながら行動するリーダーシップが求められるポジションです。一般的には営業職を3年、4年程度経験してから、成果次第でようやく任されるようなポジションですが、新卒からすぐにその重要な役割を担ってもらうためには、学生の時点でそれなりの経験やスキル、ポテンシャルをもった方がふさわしいと考えています。まさに"即戦力"となる学生だと思いますが、そういった学生は新卒マーケットにはほとんどいないですし、そもそも就職活動しないケースも多いと思います。

ー具体的にどういった採用要件なのでしょうか?
採用要件は、大きく分けて「想い」と「行動力」という2つを定義しています。何かしら「これを解決したい!」という内発的な動機を持っていて目的を果たすために最後までやり切る力を持っているという意味合いです。答えがない中で模索をしてやりきる力が欠かせないと思っています。また、社内の各領域の専門家を頼りながら事業を牽引していくことが求められるので、やっぱり人を巻き込む力や、最後までプロジェクトを前に進めていく推進力にも内発的な動機が根っこでは繋がっているのではないでしょうか。

【導入】サービス企画職の採用ペルソナと、エシカル就活ユーザーの親和性が高いと判断

ーそういった要件の採用を進めていくにあたり、なぜエシカル就活を選ばれたのでしょうか?
我々が設定したサービス企画職の採用ペルソナと、エシカル就活のユーザー属性の親和性が高いと考えたからです。エシカル就活のユーザーの多くは、本質的な社会課題解決に関心が強い学生が多いです。まさに内発的かつ、ピュアな動機を持っている可能性が高いと思います。自分の知的好奇心や、関心事に向かって素直に行動されていて、“就活のための就活”をしていない、いい意味で就活生らしくない点が素晴らしいと感じています。

また、自らの問題意識にしたがって学生団体などで実践行動されている方も多く、行動力も兼ね備えている傾向にあります。このように前提となるマインド・スキルの面で親和性が非常に高いです。さらに、ほぼ全ての社会課題の解決にはHRが密接に関わっています。HRに最初は興味がなくても社会課題解決のためにHRという手段を使って様々な角度から取り組みができるという点で、エシカル就活ユーザーには当社での業務と社会課題解決を関連付けてもらえると考えています。そのため、応募段階でのHR領域への興味関心についてはこだわっていません。 HR領域に最初から興味のある人ってあまり多くないと考えていますし、自分が心から関心のある社会の課題に向けて何か価値提供をしたいというモチベーションを持っていれば十分だと考えています。

【効果】ペルソナにかなりフィットする学生1名の採用に繋がった

ー実際に採用に繋がった方はどういった方だったのでしょうか?
まさに我々が求める人物像にかなりフィットしている方でした。自分自身が興味関心のある社会課題に対してピュアな想いを持つだけでなく、与えられる役割範疇に留まらず自ら道を切り拓くようなアクションを起こしていてPDCAサイクルを回されていました。BRIDGEという新規事業立案型のインターンシップでも、我々は想定していなかったのですが一次選考の段階で『ビジネスプランを提案させてください』とプレゼン資料を用意してくるなど前のめりに提案してくださるなどビジョナリーでかつ目の前の泥臭いことも厭わない行動力をお持ちの方でした。

ー実際に使ってみて、CS対応についてはいかがでしょうか?
施策のご提案とスピードがメリットだと感じます。こうした方がいいですよみたいな提案をしてくださるのはありがたいですし、レスポンス対応一つとっても対応のスピードが早いので、こちらとしてはとても助かっています。

ー今後の目標や活用方針について教えてください
理想として、毎年1名ずつコンスタントにエシカル就活さんから採用を目指したいと思っています。また、中長期採用にも目を向けています。年度の区切りがなく、大学1・2年生にもアプローチできる媒体なので、たとえば社会課題の解決に取り組みたい、または取り組んでいる1年生と一緒に何かを企画するみたいなことはやってみたいです。それによって新しい発見が生まれて、それをきっかけにHRは面白いって思っていただき、数年後の就活段階で当社の選考に来てもらえたら嬉しいです。

結果的に当社ではない会社に入社しご活躍いただいても、その方が社会課題の解決に寄与する行動をとり続けてくれるのであれば、それはそれで広い視野で考えると社会的には非常に価値ある取り組みになると思います。私も当社の一員である前に社会の一員なので、社会が少しでも良くなることは嬉しいことですし。また、一人でも多くの学生が「はたらいて、笑おう。」を体現するキャリアを歩むことは当社のビジョンにも近づくと思っています。


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