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社内勉強会レポ#01-食の社会課題解決について一緒に考える

こんにちは、アレスグッドです!

早いもので、9月も終わりに近づいてきましたね。
ということは月末締め会、 "Monthly meeting"ももうすぐ。

弊社では、毎月最後の週の木曜日に月末締め会を実施しています!

締め会では
・会社が目指すもの・大事にするものを共有し、お互いに自分ゴト化する
・その月を振り返り、次の月に取り組むべきことを明確にすること
を目的とし、
自分の大切にする人に、自分がアレスグッドを通じて実現したい世界・姿を自分の言葉で語れる状態
を目指して、勤怠形式問わず様々な人が参加しています。

そんな締め会ですが、先月8月からついに社内勉強会、Study Sessionが開催されることになりました👏!!

記念すべき第1回目から濃密な時間になったこの企画。
その背景や想いをお届けします!


Study Sessionとは

一言で言うと、

Monthly meetingで開催する、Sustainabilityに関連する勉強会のこと。

記念すべき第1回目の担当者は…🥁

普段Slackでよく使われるスタンプに囲まれる松丸里歩さん

我らが松丸パイセン!!!!!!
(スライドには載っていないけどなぜかパイセンスタンプは紫ver.もある)


パイセンと来ればもうテーマは絶対、

画面右上の半井さんも思わず「イイっすね〜!!」と笑みをこぼす、洒落たスライドが登場

なんだよな〜〜」
ってくらい食に関する社会課題解決に携わってきた方。

詳しい内容については、是非実際に里歩さんが執筆された記事をご覧ください!


グラレコでまとめたものはこちら。

頑張って描きました。



バナナの皮はロスに入りますか? ロスorウェイスト問題

里歩さんの話を聞きながら、チャット欄では参加メンバーから様々な意見や質問が飛び交いました。

中でも盛り上がったのが
「バナナの皮を捨てる行為はロスに入るのか?」
という質問。

ちなみにみなさんはどちらだと考えますか?


里歩さんの回答としては、
バナナの皮はロスかウェイストか判断が難しいのだそう。

「例えば大根の皮はみんな基本的に剥くけど、刻んできんぴらにしたら食べられるよね。にんじんの皮、じゃがいもの皮とかも頑張ったら食べられるけど、そういったものを剥いて食べるのはウェイスト
でもそもそもバナナの皮は食べられないから定義が曖昧なんですよね。」

食べられないけど出てしまうものをいかに有効活用していくのかが一つのキーになりそう。例えばコンポストで土や堆肥に還したり飼料にするのも手だし、植物皮革のヴィーガンレザーへの活用も最近では進んでいます。リンゴの皮、バナナの皮、サボテンの皮といったヴィーガンレザーを使った製品もあります。」
とのことでした。

環境負荷を完全にゼロにするのは難しいですが、少しでも軽減できるような選択をしていきたいですね。


ディスカッションの様子

説明がひと段落してからは、「allesgoodとして取り組めることは?」というディスカッションテーマに対して、様々な意見が飛び交いました。

まず先陣を切ったのは代表のキミーさん。
「みんなでパイセンのヴィーガンフードを食べてみるとかは?」との意見に対して他のメンバーから「里歩の作るヴィーガンフードが食べてみたい!」という声が上がったり、
「月一でみんなでヴィーガンフードを食べてみてそれをnoteで発信する」「締め会の後にヴィーガンフードで立食パーティをする」
「レシピをslackで共有して、作ったものの写真を送ってみる」
といったアイデアも出ました。

その他にも、
「近くにベジタリアンの人がいたりすると実践しやすいよね」
「オフィスにもコンポストを置きましょう!」
との声も。

一方で、「食べる機会がない」「やり方さえ分かれば継続できそうな反面、ファーストステップでどう調理すれば良いかわからない、きっかけがない」といった意見もありました。


様々な意見やアイデアで盛り上がりを見せたディスカッションですが、最後に里歩さんが一言。
「普段色んな人に聞かれて思うのは、言葉とか概念に引っ張られるのは良くないなということですね。
私は家ではほぼヴィーガンだけど、外では魚とか卵とか食べるし、とはいえペスカタリアンっていうわけではないと自分では思っています。
食だけに留まらずエネルギーやファッションに言えることだと思うんだけど、『私は〇〇だから!』と既存の概念に押し込めるのではなくて、柔らかい頭と心で取り組めるのが理想ですよね。
時々エシカル界隈でバトっているのを見ます。『あなたここまでしかやっていないの?』って。せっかく同じ方向を向いているのに無駄な軋轢だと思うし、『意識しているだけで優勝!』精神が大事だと思います。
フレキシタリアン(簡単に言うとゆるいヴィーガン)の人もいますし、完璧を求めなくても良いですよね。」


そもそもなんでStudy Sessionが始まったの?

知っていたこともあれば、意外とそこまで考えたことがなかったということも多かった今回の勉強会。
社内勉強会の本格的なスタートに関わったはんちゃんこと半井さんに、勉強会の開催に至った背景をお伺いしました!

ー いつから社内勉強会の話が出ていたのですか?

これまでにもちらほら話題に上がっていたんだけど、開催に向けて本格的に動き出したのは7月の長野合宿の時かな!

私たちのミッションは「産業界のSXを加速させる」こと。

多様なバックグラウンドを持ったメンバーが、興味のある社会課題に対して理解を深めていたり、実際に既に行動に移していたり。とはいえ、人によって関心のある社会課題も違えば、関心度・理解度にも幅がある。

各々興味のある社会課題に対するアクションを起こしている反面、自組織としての取り組みが後になってしまっているよなという課題感を抱えるようになってて。

みんなで
社会課題解決への意識・理解度を底上げしていこうね、
ステークホルダーに対して自分なりの意見、「アレスグッドこうなった方が良いよね」っていう意見を発信しあえる環境を作っていきたいね
というところから、取り組みの第一弾として勉強会が本格的に始まることになりました。


ー 確かに個々で行動を起こしているメンバーは多いですが、全体としての取り組みはまだあまりないですよね。それぞれ興味のある社会課題に対して知見や経験を持っているものの、それがあまり活かせていない状況だなとは思っていました。

そうだよね。
「産業界のSXを加速させる」というミッションを掲げる私たちがサステナビリティに関する深い知見と持論を持つことで、企業やユーザーをはじめとするステークホルダーをより力強く動かす土台を築く、アレスグッド社としてのエシカル度を加速度的に高めることを目指していきたいですね!


とのこと。

そして、社内勉強会の内容や雰囲気をオープンにすることで、私たちの組織風土含め社内の取り組みを知ってもらえる、読んでいる方にも社会課題について身近なところから考えてもらえるきっかけになると考えています。



編集後記

第一回目からインクルーシブな議論が飛び交い、有意義な時間になりました!参加したメンバーの満足度も高く、各々が私生活や意識を見直すきっかけになったのではないでしょうか。

メンバーを代表して、はんちゃんに第一弾の感想をお伺いしたところ、
まさにこういうことがやりたかった!自分でもまだ理解が浅かったところがあったし、なんとなくしか分かっていなかったからちゃんと大事にしていきたいよねってスタートラインに立った感じ。
毎月楽しみって思えるようなコーナーにしていきたいし、『この分野だったら私に任せて』みたいなものができると良いよね。」
とのことでした!

既に本noteの書き手は次の社内勉強会が楽しみです!!(もう明日)
外部の方から講師をお招きして勉強会をするのも良いですが、社内メンバーから学び、活発なディスカッションができる時間というのはとても貴重だと感じた時間でした。

里歩さんも仰っていたように、「意識しているだけで優勝!」精神で今後もエシカルな取り組みを心がけていきたいですね。


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