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大人げなくサーカスを始める事にした話:柔軟編③

私がコントーションの練習を始めてから考えるようになったのは

▶︎痛みに耐えれば柔軟性が手に入るのかと言うこと
▶︎体を壊さずに改造する限界はどこにあるのかという所です

これは皆さん疑問に思う所ですよね🤔

結論から言うと

真剣に練習していくと
絶対に何度か怪我はします💦

ただしそれが致命的な怪我にならないよう
管理していく事が本当に大事!!!

筋肉は急激に伸ばすと、反動で急激に固まります。

筋トレで筋肉痛が起こるのと同じく
柔軟は今ある筋繊維を破壊し
より長い筋繊維を作り直す行為なのです。

なので

いくら痛みに耐えても、それだけでは柔軟性は手に入りませんし

体を壊さずに改造する限界は
個々人それぞれにあって常に変動する為
"信頼できる指導者と自分で納得できるライン"を見つけ
継続して練習を行うことが大切です

コントーションを始めた当時の私は、ポールダンスの大会に打ち込んでいて

<Rainbow>この技を1年後のポールダンス大会までに出来るようになりたいと言う目標を持って練習をはじめました。画像1

Anastsia skukhtorova

当時のメモ画像3

                                             \   ぐえー   /

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柔軟というと
とにかく固まっている筋肉を柔らかく!

というイメージが強い人が多いのですが

実は筋肉をほぐすだけでなく、どの様に鍛えてどの様に使うのか
筋膜の繋がり(アナトミートレイン)や骨格まで意識していくと

格段にリスクが減り練習の効果が上がっていきます

私の周りでは、色々な事情により椎間板を潰してしまいヘルニアを発症している子が多かった為

後屈の際、まずは特に椎間板ヘルニアには気をつけて行こうと言う意識を持って
首、胸、腰 全ての脊髄のラインが極端な偏りなく均一に曲がっているかを常にチェックしていました。

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2013年のALKの背骨さん
(想像していたより太くて大きくて感動した)

軟骨再生に必要とされるグルコサミンとコンドロイチン
グルタミンの入ったプロテインを取り
柔軟後は前後は必ず筋トレ

・週4でポールの練習&エアリアルの練習
・週1回でピラティスのパーソナルレッスン
・週2でコントーションのレッスン(週4自主練)

余裕がある週はアクロバット、バレエの基礎クラスを取りました

しかし柔軟性が上がる=衝撃や瞬発的な力に弱くなるということも理解し
コントーションの練習の後のアクロバットや深夜練は控えました。


練習を初めて少し経った頃
左手、左足で爪先をかろうじて持てたビールマンポーズ

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そのうち両手で持てる様になり...

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約1年後には膝が伸びる様に😭

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頭から足が遠かったブリッジも...

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                                                               ↓

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だいぶ安定してこんな感じに。

継続は力なりですね。

身体のことは奥深いため
人任せにせず、しかし自己流で思い込みで行わずというのはなかなか大変ですが
始めた時から現在も気をつけているPointは変わりません😉

まずは自分が何をどこまでやりたいか、目標進捗を並行して照らし合わせながら
毎日の自分の練習メニューを組めるようになりましょう!

①現実的な ”目標設定 ”
・いつまでに、何をやりたいか

②自分の健康状態の管理 ”進捗管理”
・どの程度の負荷に体が耐えられるか
・回復にどのくらい時間がかかるか
・柔軟性を高めた箇所をコントロールする筋力を維持できているか
・全体のバランス



そしてALKは今は臨月で
近々、骨盤がありえないくらい開くらしいと言う...
柔軟云々とはまた次元が離れたストレッチが待っています。

まだまだ勉強中です❣️(笑)


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