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金沢旅行記(23年8/31〜9/1) 1日目

社会人になってから22時寝6時起きの超健康生活を送っているわけですが、そのおかげで休日でもアラーム無しで7時過ぎに起きられるようになり、これまでより休日が長く感じます。
今回は昨年夏に訪れた1泊2日の金沢旅行の記録です。


◆前日譚、あるいは前説

金沢に行く前の私はというと、8/15〜8/28まで免許合宿のため山形にいました。地方で2週間一人暮らしというのも滅多にできない経験でこれはこれで楽しいのですが、ある程度は周囲に合わせなくてはならないし、教習も朝からあるので寝坊は許されない。
おまけに駅からかなり遠く離れたところに宿泊していて、教習所と宿泊所以外の往復もままならない。テレビはある、ラジオはねぇ、一番近いイオンは6km先。それよりも暑い。
数日経った頃に嫌気が差し、鈴虫の鳴き声だけが響く夜、ホテルの小さな部屋で金沢行きを決めました。1泊2日の旅行です。
1回でも試験に落ちたらおじゃんになるスケジュールなので、その後の教習にやる気がみなぎったのは言うまでもありません。

◆無事に卒業!からの出発!

どうにか卒検も無事に潜り抜け、予定通りに帰ることができました!これ以降一度も車には乗っていません

そして帰宅してから2日後にまた新幹線に乗り、金沢へ向かいます。ついこの間まで山形でひいひい言ってた人間ですので、行きの新幹線でお店をチェックしておく。

この時はグランスタも元気に営業中だったので、お供にいつものとろたく巻きを購入。
3時間半ほどで金沢駅に着きました。

◆昼食

金沢といえば、そう、のどぐろ!
そんなわけで、まずは近江町市場に行きます。目当てはのどぐろひつまぶし。
駅から10分ほど、暑さが厳しい中えっちらおっちら歩き、市場の入り口近くの建物の2階へ。
「旬彩和食 口福」さんです。ちょうどお昼時だったので何組かすでに並んでいました。15分くらいで入れましたが、時間に余裕がないとか、待つのが嫌だなあという方はあらかじめ予約してから行くことをお勧めします。

カウンター席に通してもらい、ひつまぶしの注文を済ませ、待ちながらホテル周辺の地図を見ながら夕飯を食べる場所を探します。自分の足で見つけた方が当たる確率は高いですが、土地勘がないので仕方なくマップと睨めっこ。
そうこうするうちに着丼。

見てくださいこの華やかさ。語彙力なくて悲しいのですが、めっちゃ金沢!って感じ。

食べ方の説明書きがあったので、この通りにいただきます。のどぐろって、はま寿司で一度食べただけなのですが、脂の甘さと身の歯応えが全然違う!もちろん回転寿司で食べる美味しさもあるけど、それとは別物。真ん中のウニも臭みが全くない。東京で食べるウニのほとんどはミョウバン漬けなので、その苦味がないのが感動。
金箔やイクラが乗るだけで一気にテンションが上がります!無くなるのが惜しくて、大切に大切に食べました。3100円也。

◆退店→チェックイン

退店後、マップを見ていて気になったおでん屋さんに電話をして夕飯の予約。無事に予約が取れたので意気揚々と、今度は書店に向かいます。近江町市場からは横断歩道を挟んで真向かいの建物に蔦屋書店が入っています。他のフロアには金沢グルメのお店が入っているので、観光の拠点にするにはばっちこいですね。
ここでは凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』を購入。文庫本を集めるのも良いですが、好きな空間で紅茶を飲みながら単行本のページを捲る時間も好きです。装丁が美しくて目を惹き、ずっと気になっていた本です。

書店を歩き回ったらちょうど良い時間になったので、来た道を引き返してホテルに行きます。
今回の城は『ホテル トリフィート金沢』。トリフィート系列のホテルは全国にいくつかありますが、金沢はその中でも朝食が美味しいと評判なんです!
ホテルは駅から徒歩5分程度。周囲には地元で長く愛される居酒屋さんが多くあります。市場からも近いので、晩酌のアテには困りません。

お部屋はこんな感じ。コンフォートダブルのお部屋です。窓際のソファが嬉しいですよね!生地の肌触りが気に入って、就寝時以外はずっとここにいました。ベッドサイドのライトもシンプルながら可愛らしいデザイン。
お部屋にバスタブはありませんが、このホテルには大浴場があるので、足を伸ばしてゆっくり体を休めることができます。
お湯の温度も熱すぎず、内部にも清潔感があり広々としていました。

◆夕飯

お部屋で少し休憩してから夕飯を食べるべく、予約したお店に向かいます。ホテルから徒歩5分の『大酉茶屋』さん。
おでんが有名な居酒屋さんです。オープンと同時の予約だったので、店内はまだ私1人。カウンターに着席します。昔ながらの居酒屋さんといった風貌で、カウンターにはよく煮えたおでんと、手作りのおかずが並んでいます。どれも美味しそうで目移りしますが、まずはおでんとビール、本日のおすすめからお刺身などを注文。

おでん(大根・たけのこ・車麩・赤巻(写真なし))、だし巻き卵、サワラのお刺身、牛すじ煮込み。温かいおかずはお出汁が効いていて、雰囲気がそうさせるのか家庭的な味がしました。特に牛すじがとろっとろで超美味しい。だし巻き卵は甘くない関西風のやつでした。私自身は甘党なので自分で作るときは必ず味醂を加えますが、自分とは違う味の卵焼きも好きです。
カウンターには女将さんがいて、お店の奥には(多分)女将さんの娘さんだと思うのですが、幼い女の子がいました。1人でしばらく飲んでいたら、地元の方が続々とやってきてお座敷やカウンターが埋まり始めます。皆さん常連さんらしく、娘さんとも仲良く話していました。
お腹が膨れたところで退店。3500円くらいだったと思います。

帰りにいつも通りケーキを買おうかとも思ったのですが、どうやら周辺には目ぼしいお店がないようで、散歩がてら夜風にあたり金沢駅へ。ケーキの代わりにパン屋さんでりんごのデニッシュを買いました🍎
ケーキと同じくらいアップルパイ(またはデニッシュ)に目がありません。

満足したので帰城。
部屋で少し休憩して酔いが覚めたところで大浴場に行きます。大浴場や温泉は寒い冬に浸かるのも嗜好ですが、夏の暑い時期に汗を流すのもなかなか乙だと思えるようになりました。大人になりました。
風呂上がりにまたビールを飲みそうになるのをグッと堪え、おとなしくさっき買ったりんごのデニッシュを食べて、本を読みながら寝落ちしました。

1日目終了。
読んでくださった皆様、ありがとうございました。

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