瀬戸内移住と春 - 都会と田舎のあいだの暮らし
ありんこです🐜
意外と早くに始まっていて、あっという間に終わってしまってた今年の桜。
学生時代までずっと関東の都会で育ってきたけれど、自然の少なさと人の多さから逃れようと、美しい海や島のある瀬戸内、香川県の高松市にふらっと移住してみました。
あれから5年くらいが経って
もちろん楽しいことばかりじゃないですが、でも確実に毎日がおだやかで、自然の風景だとか食べる物の旬だとかが、身近にある心地よい暮らしができてるんじゃないのかなと。
趣味で写真を撮りはじめてから、気づくともう10年以上。仕事でも写真を撮らせてもらえるようになりました。
四季のある日本、瀬戸内の風景は本当に美しくて、毎年季節ごとに「今年はどこへカメラを持って出かけようかな」って、常に考えていたりします。
桜の咲く時期が終わってから、現像に出していたフィルム写真が返ってきて、「ここは本当に綺麗だったなー」とか「ここはもう散り際だったなー」とかって振り返る時間も、毎年の楽しみだったりします。
ただ今年の桜の時期には、思うように出かけられず写真もあまり撮れていないのです。きっとみんながそうですね。
ということで今年はここで、過去にフィルムで撮影できた桜のある風景(と今年の桜もすこし含めて)を、懐かしさも感じながら振り返れたらなと、この記事を作ってみました。
フィルムでうつす桜10選
桜の季節って、いつの年もなんだか特別ですよね。
ここは移住先の香川県、西の端っこにある紫雲出山(しうでやま)。
桜スポットというのは日本中にたくさんあるけれど、ここはけっこう好きです。
今年はコロナにる入山規制で、満開の時期に入ることはできなかった場所。
紫雲出山の魅力は一言じゃ表せないのだけれど、あえていちばんの見所を説明するならこの、淡いブルーの瀬戸内海を背景に広がるうすピンク色の桜。
こちらは広島県、尾道の朝。
朝日に輝く桜と、それからこれまたキラキラとした猫の長い毛がにあっていました。
曇りの日にもまたちょっと違った雰囲気を見せてくれるフィルム写真。
こちらは今年出会えた桜風景です。
徳島県、美濃田の淵。
雨が降った日にはいっきに、桜の季節が先へとすすみます。
川や水路を流れる、終わった花たちがもつのは、また違った美しさのようなせつなさのような。
満開の頃よりも、散りはじめた頃が個人的には好きだったりします。
若葉が見えてきたり、地面に舞う花びらがとっても綺麗。
広島県も、香川県と同じ瀬戸内海に面した地域。
瀬戸内の桜ってこう、景色全体がなんだか柔らかい色をしています。
花びらが舞い落ちていったり、鳥についばまれて花ごと地面に落ちたり。
大きく咲いているときも、ひとつひとつバラバラになったときにも、どちらも違った美しさのある桜。
春って、風の強い日が多いんですよね。
運が良いと、まわり中ピンクの花びらが舞う、まるで楽園みたいな風景に出会えることもあります。
桜の散り際に降り続く雨。
雨の日のフィルム写真はなぜだか、雨の日の湿った空気のイメージをよく表してくれてる気がします。
また来年もきっと瀬戸内にいて、フィルムカメラを持って桜を撮りに
出かけられたらいいなー、と考えている今の季節もけっこう好き。
それが叶うかどうかは誰にも分からないけれど、とにかくまた1年後、平和に、この穏やかな季節を迎えられるといいなあ。
今年はコロナによる入山規制がかかって、満開の時期には訪れることのできなかった香川県の紫雲出山。
個人的にけっこう好きな桜スポットですが、桜の季節が終わる頃にようやく入ることができたので、動画にしてみました。
YouTube▶︎「瀬戸内移住とDIY - ALINCO channel」
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