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①トルコ語 A1 (人称・複数形・アルファベット・母音調和)

こんにちは。Aliiです。
今回は、トルコ語の基本となる部分を解説していきます。
わかりやすいように英語でも表記していきます。


1.人称について 

・1人称 (私)( I )Ben 
・2人称 (あなた) ( You ) Sen
・3人称 ( 彼・彼女) ( He,She ) O
・1人称複数  ( 私たち) ( We ) Biz
・2人称複数 ( あなたたち) ( You ) Siz
・3人称複数  ( 彼ら・彼女ら )  ( They ) Onlar
Ben/Biz(私・私たち)
Sen/Siz(あなた・あなたたち)
O/Onlar(彼、彼女・彼ら、彼女ら)

2.複数形について

複数形の表し方は、名詞の後ろに ler または lar をつけます。
英語と違う点は、数が前についた場合には不要となる点です。
例)2匹の犬 で比べてみましょう。
英語例)
Two dogs.  
two とカウントして名詞の後ろには複数形の s がつく。
トルコ語例)
İki köpek.    (iki : 2)  
iki でカウントしているので 名詞の後ろには何もいらない。
※母音調和を取るので以下の ◉5.母音調和(1)の解説参照。

3.母音調和、リエゾンについて

トルコ語には音のリエゾンという概念があります。
これは発音がしやすいように前の母音、子音によって
後ろにくる音が決まるというルールです。
言葉を言いやすいように音を揃えるということです。
まずはトルコ語のアルファベットと母音を見ていきましょう!

4.トルコ語のアルファベットについて

アルファベットは全部で29文字。
母音は8文字、子音は21文字です。
大文字と小文字を英語同様に使用し、文頭、強調する単語は大文字で始まります。
英語のQ X Wはトルコ語にはありませんが、
トルコ語特有のアルファベット(太字)があります。
トルコ語は音、発音さえ理解してしまえば大概は記入通りの読み方になりますので
多言語(英語やフランス語など)に比べると大変読みやすい言語です。
カタカナ表現は賛否ありますが馴染みやすいように先ずは覚えてしまいましょう。
実際の発音はYouTubeなどで確認することができます。
下にリンクも貼っておきますので参考に聞いてみてください!

   トルコ語読み   英語読み
Aa (アー)     (エー)   
Bb (ベー)     (ビー)
Cc (ジェー)    (シー)
Çç    (チェー)
Dd (デー)     (ディー)
Ee (エー)     (イー)
Ff  (フェー)    (エフ)
Gg   (ゲー)     (ジー)
Ğğ (ユムシャッゲー)      
Hh (ヘー)      (エイチ)
    (ウー)
İi   (イー)     (アイ)
Jj  (ジェー)    (ジェイ)
Kk (ケー)     (ケイ)
Ll  (レー)     (エル)
Mm (メー)     (エム)
Nn (ネー)     (エヌ)
Oo (オー)     (オー)
Öö (オー)
Pp (ペー)     (ピー)
Rr  (レー)     (アール)
Ss (セー)     (エス)
Şş (シェー)
Tt (テー)     (ティー)
Uu  (ウー)     (ユー)
Üü  (ウー)
Vv  (ヴェー)    (ヴィ)
Yy  (イェー)    (ワイ)
Zz  (ゼー)    (ゼット)

英語読みとかなり違う、ということがお分かり頂けたでしょうか。
同じなのはOくらいじゃないでしょうかw。

5.トルコ語の母音と母音調和について

トルコ語の母音は全部で8つ。母音調和の基本は以下の2パターンです。
最初はなんのこっちゃですが母音調和はいつも必要となりますので、先ずは
この基本形を覚えて使いながら慣れていく感じとなります。
矢印の右側は母音調和で後続する母音となります。

母音調和  ÜNLÜ UYUM(1)
a,ı,o,u    (アウオウ) →  a (ア)
e,i,ö,ü (エイオウ) →  e (エ)

先に書いた◉2.複数形がこの母音調和のパターンを使っています。
名詞後末母音が、
a,ı,o,u    (アウオウ)で終わる単語には lar  Ex) alaba-lar    (複数の車)
e,i,ö,ü (エイオウ) で終わる単語には ler       Ex) kedi-ler    (猫たち)
で複数形となります。選択肢が少ないので簡単な母音調和と言えます。

母音調和  ÜNLÜ UYUM(2)  
a(ア)ı(ウ)  →  ı  (ウ)
e(エ)i(イ)  →  i  (イ)
o(オ) u(ウ)  →  u (ウ)
ö(オ)ü(ウ) → ü (ウ)

初めの頃は慣れるまで見ながら選んで使う感じになりますが、
使っているうちに慣れてくると思います。
因みにAliiは未だに、ん?どれだっ?と考えることが多いですw。


それでは、本日はここまで!
ベースとなる部分ですので何回もふり返って見て
発音については実際の音を聞いて発音を掴んでみてください。

本日のまとめ

1.人称について
2.複数形について
3.母音調和、リエゾンについて
4.トルコ語のアルファベットについて
5.トルコ語の母音と母音調和について

次回は、、、
人称語尾についてを解説していきます!
トルコ語を学んでいる方や興味のある方、少しでも参考にして頂ければ幸いです。

Aliiは現在まだA2の通学クラス、とほほ。
今月が最終月ですので最後のテストを無事クリアできることを望みます。

語学学校について少しお話ししますが、
とりあえずひと通りは独学していたのでトルコ語文法の概要は掴んでいますが、
トルコで学校となると(他の国もおそらく同じ)外国人のための授業で
トルコ人先生が英語を使用しての授業がほとんどです。
よって、英語レベルもある程度は必須となります。
英語ベースがなく、トルコ語も何もまっさらな状態から
いきなり学校に行くとちょっと大変なのでは、と思ったりしました。

Aliiの周りの日本人は、ある程度の基礎を日本語→トルコ語で
学んできている方が多い気がします。
また日本語が話せるトルコ人に習っている、というお話しもよく聞きます。
トルコから何故かリモートで日本の教室を利用されている、
という方もおります。

Aliiが実際に今苦労しているのが、言っていることはわかるけれど
文法説明に出てくる文法用語(トルコ語・英語ともに)に慣れていないため
落とし込むのに時間がかかってしまうということです。
またこの辺についてもぼちぼち、ご紹介していきたいと思います。

それではまた!
Alii

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