はなやぎ市子

テクノで踊る、ゲームの奴隷。説明は要らない。

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  • ファンタジィ日記

    はなやぎ市子ファンタジィ日記をまとめています。 妄想の暴走にお付き合いいただければ幸いです。

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鳩時計に鳩をつけたやつ出てこい

 鳩時計を買いました。時刻を鳩がおしらせしてくれる、あれです。普通のアナログ時計の上部に鳩が控えております。  鳩がいなくても時間が分かる点がポイントです。蛇には足を、時計には鳩を、それが大人の遊びというものです。  我が家にはこれまで時計が設置されておりませんでした。ですから、この鳩時計を迎え入れるまでは、時刻を知りたい場合にスマートフォンを手元に手繰り寄せる必要があったのです。  スマートフォンは、安易に携帯出来るばかりに、しばしば行方が知れなくなることがあります。

    • ギックリ腰てやつですたぶん

      ついに。。。 それでは時系列で見てみましょう。 レベル1 雨続きだった今週。土曜は久々の晴れだったので、朝から張り切って洗濯機をまわしていました。 洗い終わった洗濯物をカゴに入れ、ヒョイと持ち上げた拍子に、ピキッと腰に軽い痛みが走りました。違和感はあったものの、まあたまにはこんな事もあるかと無視して過ごせる程度の一瞬の痛みでした。(AM10:00) そのまま洗濯物を干し終わり、今日はヘアサロンを予約していたのでメイクをして出かけました。 洗濯をしたのでギリギリになって

      • 講師はじゅもんをとなえた!

         ^ ←この記号をご存知でしょうか。この記号について話題に出そうとするとき、名前がわからず途方に暮れる方も少なくないのではないでしょうか。  そもそも話題に上りにくいかもしれませんが、プログラミングのテキストで見かけなければ私も「よくニコッとした顔文字(^_^)に採用されている目の部分」などと人差し指で宙に山型を描くジェスチャーをしながら人に説明しただろうと思います。  でも、大丈夫。これからはアクサンシルコンフレックスと呼ぶことができますよ。伝わるかどうかは相手次第ですが

        • ミニマル健康診断お菓子付き

           仕事と仕事の狭間(=無職)で国民健康保険に加入していた私の元に、区から健診のお知らせが送られてきた。  記載されていた健診受付施設一覧から健診プラザを選んで予約の電話をかけたのだが、有料オプションの話が色々と出た。全てお断りした。なにしろこちらは仕事と仕事の狭間なのだ。  それで、最小限の健診を予約した。場所は電車で3駅ほどの距離、自宅から徒歩40分であった。40分であれば歩く、だって仕事と仕事の狭間だし。  健診プラザは主に健診を専門に行なっている施設で、都内にも幾

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          6本

        記事

          破天荒姉さん

           私たち姉妹はとりわけ仲が良いわけではないが、かと言って悪くもない。  実家を出た家族は大抵そんな感じだろうと思う、妹とは年に2回くらい会うような関係性だ。  妹は実家の近くにまだ小さな子供2人と夫と一緒に住んでいて、よく両親が子供の面倒を見てくれるようだ。だから妹の近況は本人よりも母を通して知る事の方が多い。  そんな姉妹が珍しく両親抜きで会うという流れになった。特に断る理由もなく、妹家族と私たちとの珍妙ランチ会が開催されることに。  当日は大雨だった。人が珍しい行い

          破天荒姉さん

          いつもの迷宮

           mindgamesという団体が主催しているthe labyrinthというレイヴに、ここ10年くらいほぼ毎年遊びに行っている。屋外パーティー、屋外フェス、のような言葉は雰囲気としてどうも似つかわしくないので、敢えてレイヴと言ってみる。  流れている音楽は主にテクノなどのダンスミュージック。  以前は9月の半ばに開催されていたものが、近年は10月初めの3連休に移動したため、ちょうど先週末に遊んできたところだ。  屋外で開催される音楽イベントのようなものはもともと好きで、キ

          いつもの迷宮

          地獄村の村長に就任した

           私はリーダーには向かない人間です。すなわちリーダーに向かない人間とは、この私です。  周囲の人もおそらくそう思っているはずです。リーダーに必要な素質をことごとく欠いたような人で、おまけに声が小さい。  そんな私がとある研修の場でチームリーダーを務めることになりました。絶望的ですが、もう村長の苦悩とリーダーシップがない人間が村長になった村の末路とを書き残してやろうという意思だけが辛うじて私に前を向かせております。そうして、これを執筆をしているわけです。  その研修には1

          地獄村の村長に就任した

          パラダイスに行ってきました、TGSって言うんですけど。

           東京ゲームショウ2023っていうやつなんですけど!  猛烈に混雑していましたが、だいたいゲームを作ってる人とゲームを遊んでる人しかいないので、もうパラダイスでいいと思います。  少子化でも何でも、ゲームが日本で盛り上がっていてよかった、と思いました本当に。  オープンの2時間ほど前から待機し、会場に入るや否やスクエニブースにまっしぐらして無事に整理券を手に入れ、目的のひとつだったFF7Rの試遊ができました。  2種類のデモから一つ選んでプレイできるようになっており、私

          パラダイスに行ってきました、TGSって言うんですけど。

          常識による追い込み漁に象で対処する

          「カナダいつ来る?」 「仕事辞めるから、次の職がすぐ決まらなかったら行けるかなあ」 「そうなのかぁ!間が空きますように!」  けっこう前の、友人とのメールのやり取り。次の仕事が見つからないことを祈ってくるのはユニークすぎるので、必ず会いに行こうと思った。  仕事を辞めると言うと、なんで?次は?と問われるばかりで、その頃の私は正直辟易していたのだった。 「えっ、なんで?」  と言われる時ちょっと嫌な感じがするのは、常識に反していると責め立てる意図がこの"なんで"に含

          常識による追い込み漁に象で対処する

          猛禽類とお茶したら

           鳥好きの私がついに猛禽類を眺めながらお茶する機会を得ました。鳥カフェとか、フクロウカフェとか言われているあのお店。  そんなに猛禽類のこと知らないけど…な人がフクロウのいるカフェに行った場合こうなるを、いつかあなたのその時のために、以下に記しておきます。 デカい まず"けっこうでかい"ことに驚くでしょう。  普段鳥類なんて鳩やカラスくらいしか見ない私たちは、彼らを同じような鳥類だと思ってはいけません。もちろん種類にもよるのですが、彼らは大きめの猫、くらいの佇まいでそこに

          猛禽類とお茶したら

          つけ麺を推す、強引に。

           つじ田の濃厚つけ麺を食べたことがあるだろうか。  私はそもそもラーメンはそんなに食べない。食べるなら"ゆず塩"や"あっさり"と書かれたメニューを選びがちだ。しかも細麺でサラッといけそうな感じだとなお良い。  そんな私がゆず塩でもあっさりでも細麺でもないのに定期的に食べたくなるのがつじ田の濃厚つけ麺。何がいいのかと言われても要領を得ない説明しかできないので食べてみてほしい。 つじ田  都内は外国人観光客が増えていて、新宿ではラーメン屋に列をなしている光景をよく見かける

          つけ麺を推す、強引に。

          非日常を日常に。どこまでが旅ですか?

           私は旅が好きで、旅と日常生活の境目を越えることが苦手だ。私に限ったことではなく、連休の旅行から帰宅し、明日は仕事だ学校だというタイミングで大抵の人は憂鬱さを感じていると思う。  非日常と日常の入れ替わるタイミング、ここにはエネルギーが必要だ。旅は確かに日常の延長にあるのに、そこに明確な境目があるかのような飛躍があり、越えるのがとても大変。  旅行中にはその境界線を感じなかったとしても、後から思い出してみればそれはうっすらと霧の中、とても遠いところにある特別な時間だったよう

          非日常を日常に。どこまでが旅ですか?

          プログラミングの勉強をしているの。

           何だかよくわからないものがすぐそこにまで迫ってきたので勉強し始めました。プログラミング。  悠長なことを言うようですが、このまま分からないでも何となく逃げ切れる世代なのかもしれないとは思っています。  しかし私は転職しがちな人ですので、こういった技術や知識は身につけておくといいかもしれないと常々考えておりました。  そこに偶然、学校に通える環境が舞い込んできましたので、少し税理士の勉強をお休みしてプログラミングを学んでいるのです。  ところで経理や税理士というのは、テ

          プログラミングの勉強をしているの。

          盆踊り原風景

           地域のお祭りに参加した。ここに越してきてから数年経つが、一度も参加したことがなかった。それも当然で、ウイルスの影響で4年ぶりの開催とのことだった。  空き地の中央にはやぐらが組まれ、そこから赤い提灯の列が四方へ伸びている。やぐらの周囲を種々の屋台が取り囲む。  和太鼓が鳴って、よくある盆踊りを中心としたお祭りだ。サマーフェスティバルと銘打っているが、夕涼み会と名付けたい雰囲気。  盆踊りは私に、赤っぽいオレンジ色に染まった人混みの中、祖母に手を引かれていた小さな頃を思い

          盆踊り原風景

          デカダン・サンデー

           口内炎ができた。原因は明確で、退廃的イメージに酔いしれた休日を送ったせい。  最近は暑さが過ぎるので決してお出かけ日和とは言い切れないが、その日は行楽に出かけたい気分になるような、よく晴れた日曜日だった。 始まりはフライデー 金曜日。駅前の八百屋で気になっていたイチジクが安くなっていた。  ずっと狙っていた私は迷わずそれを購入し、家で半分に切って食べたのだが、ちょっとグロテスクなそのイチジクの断面を見て、バイオハザードを思い出したのだった。  あの有名なカプコンのサバイ

          デカダン・サンデー

          シーフード海へ還る

           一緒にスーパーに買い物に行ったら、冷凍シーフードミックスを購入していた。釣りに行くらしい。  アサリも買っていたし、ETCカード貸してとか言っている。釣りに行くらしい。  けっこう贅沢な餌だ。海老で鯛を釣ろうというわけか。掛け金に比例して当たりも大きいギャンブルとは違って、海老にすれば鯛が釣れるというものでもない気がするのだが。  釣り餌の幟が出ている釣具屋ではなくスーパーで買っているのがミソで、それはもう餌というより"シーフード"である。  捕獲され生きたままスーパ

          シーフード海へ還る