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ムーミンに学ぶ哲学

ムーミンが好きで、
フィンランドまで行ってしまったことがある。
ムーミンの童話より、
コミックスが好きで、全巻持っている。
その中で印象的だったセリフを少しご紹介。

ムーミンママが
「習慣にこだわるのは、
  よくない老化のしるしね」
と言って、いつも通りにしなくても
いいんだと悟るシーンがある。
こだわりを捨てて頭をやわらかくすると、
ラクに生きられるよね。
まぁ、やろうとすると
最初は抵抗があるかもしれないけれど…。

それからスナフキンが
「義務とはしたくないことをすることさ」
と、ムーミンに言うシーンもあった。
いつも自由に生きていたムーミンの家族が、
急に働き始めた時のセリフ。
結局は自由に生きる生活に、
すぐ戻ったのだけど。
では、義務教育って…したくない勉強?
登校渋りの娘が喜びそうだな…。

ムーミンに黄金のしっぽが生えて、
マスコミにチヤホヤされた時、スナフキンは
「名声とはやっかいなもの」
みたいなことも言っていた。
これは“有名税”と言っていたドラマもあったな。
有名になると払わなきゃならない、
やっかいな事柄がついてくる、と。
確かに、有名になるってことは、
いいことばかりじゃない。

スナフキンはムーミン谷の哲学者という感じ。
でも私が一番好きなのはムーミンママ。
パパを立ててるけど実は陰で操ってる感じで、
おっとりしているのにしっかり者。
しかもユーモラスでかわいい。
あんなお母さんを目指している。

ムーミンは子ども向けのお話と
されているけれど、
内容は深いので大人も十分、
大人の視点で楽しめる。
よい児童文学や童話って、
そういうものだけどね。

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