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交通事故が起きた時、その場に居合わせた人たち

幹線道路の交差点沿いに住んでいるので、
家の前でよく交通事故が起こる。
昨日も夜の10時過ぎにすごい音がして、
窓際に駆け寄って見ると、
車とバイクがぐちゃぐちゃで、
人がうめき声をあげながら倒れていた。

こういう時ってその場に居合わせた人たちの
結束力に感銘を受ける。
救急車を呼ぶ人、
倒れている人の看病をする人、
道に散らばったものを片付ける人、
幹線道路が混乱しないように交通整理をする人等、
サッと自分のできることを察知して、
自ら必要な役割につく。
夜で暗かったため、交通整理をしている人が
車にひかれそうでヒヤヒヤしたが、
続いてあと一人二人と加わって、
その人たちがスマートフォンのライトを持って
車を誘導し始めたのでホッとした。

やがて救急車と警察官たちが到着して、
無事にバトンタッチするのを見届けたが、
さっきまで痛みで声をあげていた怪我人が
静かになったので心配だった。
救急車に乗せるために
救急隊員たちが持ち上げた時、
また声をあげたので少し安心したが、
どうか助かりますようにと
祈ることしかできなかった。

私も遥か昔の中学生の頃、
家族旅行中に交通事故に遭い、
その場に居合わせた人たちに世話になった。
私は運よく無傷だったのだが、
助手席にいた母が重症、
運転席の後ろにいた妹が軽傷で、
現場付近にいた人たちが
いつの間にか救急車を呼んでくれたり、
確か毛布を持って来てくれたりした。
こういう時、人の温かさを実感するね。

昨日事故に遭った人は家に帰る途中だったのかな。
バイクを運転していたのだから
飲み会の帰りではなく、残業の帰りかも。
金曜日の夜、やっと家に帰れるところで
多分入院になって、大変だったね…なんて、
その人のことは全く知らないのに
勝手に妄想して勝手に同情していた。
本当に助かって、早く元気になって欲しい。

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