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短編・掌編小説

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短編・掌編小説集
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#小説

【小説】愛も夢も手に入れた後(第1話)

【あらすじ】 愛も夢も手に入れた後(第一話)「赤い線、2本あるね…」  穂乃果が妊娠検査薬…

花咲ありす
4か月前
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【小説】愛も夢も手に入れた後(第2話)

 とうとう運命の日が来た。どんなに穂乃果が無茶をしても、お腹の子は元気だった。そして穂乃…

花咲ありす
4か月前
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【小説】愛も夢も手に入れた後(第3話)

 二人でラウンジを後にして、部屋に閉じこもった。穂乃果はパジャマに着替えて、ベッドに入っ…

花咲ありす
4か月前
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【小説】愛も夢も手に入れた後(第4話)

 ロンドンに着いて、最初の3日間は観光気分でホテルに泊まった。そして好きなカムデンタウン…

花咲ありす
4か月前
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【小説】愛も夢も手に入れた後(第5話)

 週末、穂乃果は8か月ぶりに悠也に会いに行った。ロンドンでのクリスマス休暇の時ほどではな…

花咲ありす
4か月前
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【小説】愛も夢も手に入れた後(最終話)

 そのまま1年が過ぎ、2年が過ぎようとしていた。穂乃果は28歳に、悠也は31歳になっていた。…

花咲ありす
4か月前
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【掌編小説】小さな親友

ルカは、脳の病気をわずらっていた。 眠ると、それまでの記憶が消えてしまうのだ。 ルカの毎日は、朝、 前夜に書いた枕元の日記帳を見て、 すべてを確認することから始まる。 「名前はルカ、フランス、  パリ在住、年齢三十五歳、  勤め先はブルージュ不動産…」 ある日の昼休み、ルカはカフェ、ル・ロスタンで、 いつものようにコーヒーを飲みながら、 自分の日記帳をめくっていた。 「あ、クリストフじゃないか!」 店に入って来た自分より少し若い男が、 嬉しそうに肩をたたきながら言った。

【短編小説】毎日違う人(第1話)

今朝,目覚めて鏡を見たら, 私の顔は何ともいえないかわいい女の子の顔だった。 「わぁ,今日…

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【短編小説】毎日違う人(第2話)

前回のあらすじはコチラ↓ 次の日は昨日と打って変わって, 冴えない感じのサラリーマンだっ…

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【短編小説】毎日違う人(第3話)

前回までのあらすじはコチラ↓ ところで,僕が日替わりで いろいろな身体を旅している間, そ…

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【短編小説】毎日違う人(第4話)

前回までのあらすじはコチラ↓ 次の日は,起きた瞬間に 天井が近いところにあったので 「何だ…

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【短編小説】毎日違う人(最終話)

前回までのあらすじはコチラ↓ 次の日,起きたら身体がなかった。 意識はあるのに,身体がな…

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