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ヨガは”自己分析”になると思う

”自己分析” という言葉に、何を思い浮かべますか?

多くの人が就職活動の序盤に取り組むもの、というイメージを持っているのではないかと思います。自分がこれまで頑張ってきたこと、楽しかったこと、挫折したことを振り返り、自分の長所や短所、仕事に求める価値観を整理する。それが企業選びの軸になり、アピールポイントになり、努力目標にもなる、という流れですよね。

実はヨガも、”自己分析”だと思うのです。ヨガを通して、自分の体の長所や短所に気づける。好きなポーズ・苦手なポーズに特徴がある。ヨガへの向き合い方は普段の行動にも表れている・・・

私、かなり小柄で手足も短いし(写真で伝わるかしら)、さらに特段スポーツなどの経験もないので筋力もなく、アームバランスを中心に苦手なポーズが多かったんですよね。せっかちで現実的な性格の私は、練習はするけど、危なそうと思ったら諦めてしまいがち。

一方で、普段から姿勢がいいねと褒められることが多くて、腰痛にも悩まされることなく、バランスポーズや前屈、ねじりは大好きで、RYT200で新しいポーズにチャレンジする時も楽しくやっていました。得意だと思うことはどんどん磨きたいのです。

このように、ヨガをしている自分の体や感情を通して、自分の長所や短所、好き嫌い、得意不得意、そこから垣間見える性格などを知ることができると考えています。これは、まさに”自己分析”だと思うのです。

自分を知ることができると、何ができるでしょうか?

ヨガも、普段の仕事も、もしかしたら恋愛も、短所が適度にあると、目標ができます。できないこと、苦手なことに気づけることは、成長するチャンスですよね。「このポーズができるようになりたい」「今度こそこの仕事で評価してもらいたい」「次のデートこそあの人にもっと喜んでもらいたい」・・・裏を返せば、できること、評価されること、喜んでもらえることを増やしたい、と思えることがいくつもあるのは、とても素敵ではないでしょうか。

また、短所は、学びや経験、努力によって改善できる可能性があるものの方が多いです。「苦手だけど何度かやってみたらだんだんできるようになってきた」「嫌いだったけどこの経験があって少し好きになった」というように、変化するものなんですよね。もちろん改善できないものもありますが、改善を重ねていったら、すべて含めて自分を受け入れられるようになっていける、そんな気がします。

私の身長はもう伸ばせませんが、筋力はヨガを続けること、健康的な生活を続けることで徐々に改善できるはずです。当初に比べればだいぶ力はついてきたと実感はありますが、まだまだ伸ばせると思うし、その先には小柄な自分を丸ごと好きになれそうな、そんな気がします。

自己分析の目的は、自分を知ることを通じた”自己成長”や”自己愛”、だと思うんですよね。それを身近に、しかも毎日でも続けて感じられるのがヨガだと思っているので、ヨガが好き。

これからも探究を重ねて、働き方・キャリア形成の考え方とヨガを組み合わせて考えてみたいな。そして何より、もっと自分を成長させて愛していきたい。明日からも、頑張ります!


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