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いらないよ、君に届かぬ声なんて 041









「コーヒー」

というリクエストをいただきましたので。



年齢的、外見的に大人になるにつれ、大人としての振る舞いを求められますので、ぜんぶ大丈夫なふりばかりするようになった気がします。

きみが淹れてくれた、ほんとうは苦手なコーヒーを、飲めるふりするように。

あなたはどうですか?

ほんとうは傷ついているのに、平気な顔をしていませんか?

わたしはほんとうは、お砂糖とミルクをたっぷり入れて、あまくしたコーヒーがすきです。

きみには言えなかった。けど。






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