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いらないよ、きみに届かぬ声なんて 069









さみしくなりません?

服を捨てることが苦手な人あるあるあるでしょうか。

自分がいつどんな服を着ていたか覚えていて、服を見るとその日のことを鮮明に思い出すのです。

服を見ないとほとんど思い出さないため、服を捨てるということはわたしにとって記憶を捨てるような感覚があるのです。

学校の卒業のようでもあり、恋人との別れのようでもあり、死に向かう準備のようでもあるな、とよくおもいます。

まぁ、そんなことをおもっても部屋は片付かないんですけどね。





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