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【介護保険外】年末〜今年にかけての大幅な事業改革①

こんにちわ、アルゴです。

前々回の記事でもお伝えしましたが、新しい土地で事業を始めるために、いろいろな改革をしていました。

12月〜今週頭まで、時間のある時に取り組んでいましたが、一通り終わりました。

今まで著書
『個人事業で介護保険外サービス開業ガイド』や
『個人事業で介護保険外サービス奮闘記』で
お伝えしてきたことも、事業を3年近くやってだいぶ変えてきました。

今日はその点についてお話したいと思います。

キャッシュレス決済の導入

前々から取り入れたいと思っていましたが、ついにキャッシュレス決済を導入できました。

今まで私の事業所では、現金支払いか銀行振込しかなかったんですよね。

今、高齢者の方もかなりキャッシュレス決済を導入していて、私のお客様もPayPayを外出時に使われている方がいたので、今後のために取り入れたいと思っていました。

ただし、申請すれば簡単に導入できるわけでなく、事業内容等審査もあり、かなり厳しいのです。

電話で根掘り葉掘りきかれたり、事業に関わる写真を提出しても却下・出し直しになったり・・・Kindle出版のほうの審査のほうが100倍ラクでした。

でも今回やっと、無事審査に通りました。

PayPayはLINE Payなどとも提携しているので、どっちも使えるので便利です。

現金だと小銭を用意しなければならなかったりしたのですが、徐々にキャッシュレスで支払ってくださる人が増えると良いですね。


重要事項説明書・契約書の全変更

これまで私はお客様にサービスを提供する前に、必ず契約を結んでいました。

介護保険でいうサービス担当者会議のような感じで、お客さんの情報をいろいろ聴くのです。実際、身体介助をする際に、既往症や緊急連絡先などわかっていないと個人介護士としてしっかりケアできませんからね。

ただ、お客様によっては、なんで週1回くらいのゴミ出しをお願いするのにこんなに面倒な手間がかかるんだ・・・というような感じの方もいます。

私自身だってそうです。最近引越しをした際にいろいろな手続が面倒すぎて、「こんな書類を書いたりすることが必要なのか?」と思ったことが多数でした。

<参考著書>

そこでこの契約にかかる手間を、半分くらいに短縮するべく書類の見直しを行いました。

今までは、

①重要事項説明書を読み上げて → 
②契約書をまた読み上げて →
③事業所側、お客様側がそれぞれ署名捺印
④割印を押し、両者の控えをとる


というのが大まかな流れでした。

しかしこれだとかなり時間がかかってました。

まず、重説と契約書の内容がほとんどかぶっていたことです。まぁ、重説というのは契約を結ぶ前にお客様に聴かせる大切なもですから必要なのですが、ほぼ同じような内容の契約書をまた読み上げるというのは全くもって無駄でした。

でも実は、私が以前働いていたことのある介護保険のデイサービスやショートステイはその形式をとっていました。だからこそ、私はこういう流れを保険外サービスでもベースにしてしまったのですね。

今回、一気にこれを

①重要事項説明書を読み上げて → 
②利用申込書に署名捺印を書いて終了

という感じにしました。

①の重説はやはり大切なもので、サービス内容や料金を理解してもらうのに必ず必要です。
「こんなこと聴いてなかった、知らなかった!」と後でトラブルになってしまってはまずいですからね。

そこはしっかり説明して、
②の部分で、お客様に署名捺印をしていただく際の文章に次のような文言を付け加えました。

私はサービス事業者から重要事項説明を受け、その内容を理解し、同意をし、サービス利用を申し込みます。

この文言さえあれば、大丈夫です。


そもそも契約事務というのは、サービスによっては必要ではないこともあります。

たとえばコンビニやドラッグストアで買い物をする時です。お客が商品をレジに持っていき代金を払い、商品を受取るという時点で、契約が成立しているのです。

ただ、コンビニとかと違って、水漏れ業者とかを呼んだ場合、やはり事業者からいろいろ説明を受けたりします。そして、サインをさせられますよね。これは基本的にあとあとトラブルがないようにしっかり説明をしていて、同意することが必要なのです。

保険外サービスも同じですが、やはり時間の節約は大切です。今回、その改革をして良かったと思います。

サポートですか・・・。人にお願いするまえに、自分が常に努力しなくては。