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磨りガラスの向こう側。

まだ6月なのに暑さが身に染みる。

ここ最近の日射しは、夏の始まりを告げるかのように強く肌を突き刺し、熱されたアスファルトがまるで天然のサウナみたいな空間を作り出す。歩いてるだけでも汗が頬をつたう気温に耐えきれず、その日射しから逃げるようにカフェに入った。

注文した冷たいアイスカフェオレで喉を潤し、ようやく身体から熱が引いてきた頃合いで久しぶりにnoteの投稿画面を開いた。

***

そこから真っ白な画面を見詰めたまま、もうかれこれ10分ほどぼーっとしてる。

約1ヶ月かな…。仕事も忙しくて中々書く時間が割けず、フォローしている方々の記事を読ませて頂くだけで満足してる自分もいたりして、書くことから少し遠ざかっていました。

『何かを継続して続けることは、それだけで凄いこと。』

この言葉の持つ力と意味が、書き進めていく内に言葉に詰まり「今日は書くの辞めよう」と心の中で囁き声が聴こえる度に、思い知らされる。

頭の中に書きたいことはあるはずなのに、何故か言葉が見つからず、前文を含め書いては消して書いては消してを繰り返す作業。

こんな時、波打ち際の砂浜に文字を書いてるような感覚になる。寄せては引く波に綴った文字は掻き消され、自分には抗う力もなく、どうしようもないと途方にくれ、ただ砂浜に立ち尽くすような。

そして自分の表現したいものが表せないことが続くと、それまで見えていたものでさえも徐々に霞がかかり充てる言葉を見失う。

時間だけは刻一刻と無情にも針を進めていき、行き着く先は「今日はもう書くの辞めよう」と囁き声を聞き入れてしまう。

そんな日々を過ごしている内にちょっと休憩しようと、この1ヶ月ほとんど書くことをせずにフォローさせて頂いている方々の記事を読ませて頂くことだけに撤していると、少しだけ抗ってみようと思いました。

私のフォローさせて頂いている方々は、週に2,3度投稿されている方々もいれば、毎日投稿されているすごい方もいて、私と同じ様に不定期に投稿される方も共通していえるのは、音声や絵や文章など形は違えど、皆さん楽しみながら自分の表現したいものを出されてるなと思いました。

その日にあった日記のようなものでも、何を見て何を感じ、どんな出来事があったか、その方の主観でその方にしか書けないものが、そこにはあるなと強く思いました。

いつからか私は書かなければならないという、屈折した義務というか重しのようなものを自分に課せていて、本来の楽しみながら書くことを忘れかけていたのかなと、最近になって分かりました。

今までの人生で読み書きから逃げ続けてきた私にとってこの場所は、読むことの楽しさを、書くことの喜びを教えてくれた場所だった…。

そのことをこの1ヶ月で思い出しました。

なのでこれからは週に2,3日ほど投稿する時もあれば、全く投稿しない週もあったりするかもしれませんが、楽しみながら続けることを忘れずに、自分の気の赴くままに。

今は書きたい気持ちが高まっているので、投稿頻度も徐々にあげていけたならと思っています。

いつも不定期投稿なうえ、拙い私の記事を読んで下さる皆さんほんとにありがとうございます。

皆さんが下さるスキやコメントでたくさんの元気を頂き、noteというこの場所を通して皆さんと交流させて頂いて、温かい気持ちを頂けたことでここまで続けてこれたんだと思います。そのことには心から感謝しています。

こんな私ですが、これからも宜しくお願いします。


では今回はこの辺で終わりたいと思います。  最後まで読んで頂きありがとうございました!  


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