マダガスカル373日目
改めて、今まで自分が経験してきたことが積み重なって理解できるキャパを数倍も超える環境で生きていることを再認識した1日でした。
マダガスカルの伝統行事である、お墓から死体を一度取り出し、棺桶に入れそれを担いで大所帯のパレードで村を行進したり。
火が沈み辺りが暗くなっているタイミングで、頭がおかしなお父さんと、娘が大喧嘩して近所のおばあちゃんが止めていたり。
授業中に先生が生徒より早く帰ったり。
道に牛、犬、猫、ヤギが自由に歩いていたり。
レッスンしているクラスがあるにも関わらず、お酒を大量に飲んで生徒にダル絡みする先生がいたり。
冷静に考えて見ればどれもイレギュラーな出来事ばかりで、カオス状態に陥りそうな時もあります。
それでもこれがマダガスカルのスタンダードで、そんな環境にお邪魔させてもらっている日本人です。
少し日本に帰るのが怖いですw
自分が日本に再適合するのに少し時間が必要かもしれません。
それでも、そんな光景を見て1人で大爆笑できる自分が誇らしく逞しいと思うほどです。
たまに本気でイライラしたり、ブチギレそうになる時もありますが、そんなの本当に体力の無駄でしかなく、放っておけばそんなことも忘れさせてくれるのが、マダガスカル人の魅力なのかもしれません。
今日もラッキーなことも沢山あって±で考えれば毎日が少しプラスです。
小学校の体育を一コマ譲ってもらったり、滅多にお目にかかることができないガスをこの村で購入できたり、スポーツ大会の計画を先生が助けてくれたり、良いところを見るようにすれば素敵に溢れている生徒、先生です。
久しぶりの高校の体育は、生徒たちも準備運動を自分達でやるようになったし、既に何度も実施している運動は移動も素早く、運動能力も上がっていました。さすがポテンシャルに溢れている子供達です。
明日も高校で体育予定です。
明日も1日ポジティブに楽しんでいきましょう〜!!!!
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