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私が1on1を行う上で意識していること

こんにちは!ALCHEMYデザイナーのみょんです。

突然ですが、みなさんは1on1を行っていますか??👀
行っている場合、以下のようなことを考えたことはないでしょうか。
1on1を実施する側だったら「部下や後輩にとってどんな時間になると有意義と言えるんだろう?」💭
逆に受ける側だったら「上司との1on1をどう過ごせばいいかわからない」💭
私もつい最近までは両方の立場で悩んでおり、1on1に関する書籍を読んだり先輩に相談していました(笑)

その結果、私の中で1on1で意識すべき大切なことができました。
同じように1on1について悩んでいる方もいらっしゃると思うので、今回はそんな方々の参考になればと思い、「1on1を実施する時と受ける時に意識すると良いこと」についてお話ししたいと思います!
私もまだまだ模索中ではありますが、この記事が少しでも1on1について悩んでいる方の一助となれば幸いです!


1. 1on1=評価される場ではない

まず、私が1on1を受ける際によく陥りがちだったのが「評価につながるかもしれないから下手なこと言えないな」「弱みを見せたらメンタルが弱いやつだと思われるかな」と考えてしまうことでした。(警戒心の鬼)
無意識に評価する側とされる側に分類して、自分の良い面のみを見せようとしていた気がします。
その結果、毎回時間いっぱいに自分の良い面を話せるほどレパートリーもなく「この時間なにを話せばいいんだろう」という状態になっていました。(アセアセ)

ここで私が認識を改めたのは「評価される場」という考え方です。
1on1は自分のことを理解してもらうための場であり、自分の考えや意見を壁打ちすることができる機会だという風にマインドを切り替える必要がありました。
せっかく自分のために時間が設けられているのだから、「自分はこういうことがしたい!」「こういうことは苦手!」「こういうことで悩んでいる!」を思い切って吐き出してしまって良いんですよね。

そのためには、1on1を実施する側も受ける側も「1on1=評価される場ではない」ということを共通認識にすることが大事です。
実施する側の場合、上記を共通認識にしておけば、アドバイスをする際「自分のことをあんまり理解していない先輩に意見されてもな、、」と後輩が感じることを回避できます。


2. "課題解決"に固執しない

今度は私が1on1を実施する側になった際に意識していることをお話しします。
結論、「"いい1on1"=問題解決に導く」ではないというお話です。
「相手の悩みを解決することが1on1の鍵だ!」とよく耳にしますが、必ずしも相手が悩みを持っているとは限りませんよね。

話したい悩みがないのに「何に悩んでいるの?」「どうやったらサポートできるかな?」と前のめりになっても、受ける側は逆にそのスタンスに悩んでしまうこともあると思います。
実施する側は「問題解決をした!」という成果を出そうとしがちですが、前談でも言った通り「1on1は相手のことを理解するための場」ということを意識するといいのかなと思います。

また、実施する側も「自分のことを知ってもらう場」だと思うことが大切だと感じます。
というのも、どんな人かよく分からない人に対して「よし、自分の悩みを打ち明けよう」とはなかなかならないと思います。私だったら警戒して表面的なことしか話さないでしょう。(バーリアっ!!)
実施する側も自己開示をして、相談のハードルを下げることが大切です。
「問題解決をした!」という一回一回の成果よりも、まずは相手にとって「この人は信用できるか」という長期的な関係構築が大事だと思います。


3. 「どうなりたいか」の問いかけ

上記を意識して、受ける側がある程度自分の話してくれるようになったら、「どうなりたいか」が聞けると思います。
私はこの時に、「会社に求められている人物像ではなく、自分が本当になりたい姿・やってみたいことを教えてほしい」と質問するように意識しています。
これも質問の仕方で「評価の目線で見ていない」ことを認識してもらうためです。
「どうなりたいか」が聞けたら逆に「どうなりたくないか」も自ずと分かってきますし、そのために必要なこともアドバイスしやすいです。
もし実施する側が社内のプロジェクトについて把握していれば、聞き出した要望をもとにその人に合った業務にアサインを促すこともできます。

1on1を受ける側も、「どうなりたいか」についてなるべく詳細に伝えてみるとチャンスに繋がるかもしれませんね!逆に、やってみたいことがまだ分からない場合もそれを素直に伝えるのが良いと思います!そこから自分の得意なことや苦手なことを、実施者と一緒に分析していくと「ひとまずやってみてもいいかも?」と思えることが見つかると思います。


まとめ

1on1の時に意識すべきポイントをまとめると、以下になります。

  1. 1on1=評価される場ではない

  2. ”課題解決”に固執しない

  3. 「どうなりたいか」の問いかけ

いかがでしたか?
結局は「自己理解や相互理解があってはじめて問題解決ができる」というお話ですね!
これまで述べたポイントを意識すると、より充実した1on1を行うことができると思いますので、ぜひ次回の1on1から試してみてください☺️
この記事が少しでも皆様の参考になっていたら幸いです!

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