プログラミング初学者の時に気をつけていたこと
こんにちは。バックエンドエンジニアの石坂です。
今回はプログラミング初学者に向けた記事を書こうと思います。
皆さんは、プログラミングの学習をする際になにか気を付けていることはありますか??
何も気を付けずただ学習するのと、大切なことを意識して学習するのでは、後のスキルアップが大きく変わってきます。
そこで今回は、私が初学者の時に気をつけていたことを5つほど紹介したいと思います。
私もまだまだ勉強中の身ではありますが、この記事が少しでもプログラミング初学者の参考になれば幸いです。
初学者の時に気をつけていたこと
1. 言語の特性を理解する
プログラミング言語にはそれぞれ独自の特徴があります。
これらをしっかり理解することで、コーディングがずっと楽になります。
例えば「JavaScriptのthisの範囲」についてです。
JavaScriptのthisは、関数の呼び出し方によって変わるため、最初は混乱しやすく、きちんと理解していないと自分の思い通りの挙動にならない事がよくあります。
面倒に思いますが、こういったところを理解していると後々に助かります(笑)
上記について調べる際は、まず公式ドキュメントを確認するのが一番です。多くの言語やフレームワークには、非常に詳細なドキュメントが用意されているので、これを活用しない手はありません。
また、とっつきづらい場合はUdemyなどの学習サービスで勉強したり、ネットで検索したりするのも非常におすすめです!
2. フレームワークの構造を理解する
フレームワークの仕組みを理解することは、効率的なキャッチアップの鍵だと思っています。
仕組みを知りながら学んでいくと、そのフレームワーク自体の理解も深まりますし、他のフレームワークのキャッチアップにも応用できます。
例えば、Djangoについてキャッチアップする際には、Laravelでの経験を思い返し、「この機能はLaravelと同じように動くのか!」といった具合に学習を進められました。
以下、私が行なっていたことです。
3. メンターや先輩に恥ずかしがらずに聞く
初学者のうちは分からないことが多いですが、恥ずかしがらずに質問することが大切です。
自分一人で悩むよりも、質問して早く解決する方が効率的です。質問することで、新たな視点や方法を学ぶことができ、成長のスピードが速くなります。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉がありますが、
これは本当にその通りだと思っています。
もちろん、何でもかんでも丸投げで質問するのはよくありませんが、ある程度自分で考えて分からなかったら、できる人に聞くことが重要です。
ただ、思考停止にならないよう、自分である程度考えてから質問するようにしたいですね!
4. コンピュータサイエンスの知識を疎かにしない
基本的なコンピュータサイエンス(CS)の知識は、実務でのプログラミングにおいて非常に重要です。
ネットワークの知識、HTTPの知識、データベースの知識など、覚えることは多岐にわたりますが、基礎的な部分をしっかりと押さえておくことで、実務での問題解決が容易になります。
例えば、データベースのインデックスについての理解が不足していると、大量データの検索時にパフォーマンスが低下します。
インデックスの仕組みを理解し、適切に設定することでクエリの速度を大幅に改善できることも多いです。
また、HTTPリクエストとレスポンスの基本を理解していないと、API開発やデバッグが難しくなることもあります。
5.焦らない
これは結構大切だと思っています。
ネットにはすごい人がたくさんいて、モチベーションにつながる場合もありますが、逆に「自分は未熟すぎる」と追い込まれてしまうこともあると思います。
初学者のうちは、他者と比較しすぎず自分のやるべきことに自分のペースで取り組んでいければ十分だと個人的には思います。
まとめ
プログラミング初学者の時に意識すべきポイントをまとめると、以下になります。
言語の特性を理解する
フレームワークの構造を理解する
メンターや先輩に恥ずかしがらずに聞く
基礎的なCSの知識を疎かにしない
焦らない
いかがでしたか?
これらを意識して学習を進めることで、効率的にスキルを向上させることができます。
少しでもプログラミング初学者の参考になっていたら幸いです。
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