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【レシピ】えんどう豆のリゾット ☆ 春の味覚・うすいえんどう豆を使って

リゾット(Risotto)
「米(riso)」+「炊く(cotto)」


皆さまご存知、イタリアの、代表的なお米料理です。 
料理の位置づけとしては、パスタ(Pasta)、スープ(Zuppa)と同じ、
プリモピアット(Primo piatto:第一のお皿)
前菜の後、メイン料理前の、炭水化物中心の料理の枠となります。

リゾットは、お米から炊いていきます。
炊飯時間は、20分程。
一度、作り方を覚えると、決して、難しい調理工程ではありません。

まずは、お米から作る「基本的な流れ」を理解して頂き、
その後は、白ご飯を使って、より簡単に作れる「即席・えんどう豆のリゾット」の作り方も覚えて、どんどん、お好きな食材を加えて、リゾット作りを、楽しんでいきましょう。


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春が旬の、うすいえんどう豆(piselli)
ヴェネツィア(Venezia)が州都の北イタリア・ヴェネト州の郷土料理、
春の定番リゾット「リージ・エ・ビージ(Risi e bisi)」でも、使われています。

「ビージ(Bisi)」は、ヴェネトの方言で「えんどう豆」のこと
少し水分多めで、スープパスタならね、スープリゾットのように仕上げる方もいらっしゃいますが、私個人としては、水分をしっかり、お米に含ませる方が好き。
豆好きの方には、是非、一度、作って頂きたいお料理です。

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うすいえんどう豆・サヤ付き(250g)

うすいえんどう豆(サヤ入り)には、
その重量の約40%の豆が、入っています。
例:サヤ入り(250g) → サヤから出すと、豆は、約100g

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うすいえんどう豆(100g)、サヤのみ(150g)
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サヤからは、よい出汁がでます。
豆ご飯を作る時、サヤを煮出した水分で炊くと、
より、えんどう豆の風味が味わえます。
もちろん、リゾット用ブイヨンに加えて煮出し、使用してもOK。
( 今回は、チキンブイヨンで作ります )
すぐ使わない時は、さっと水洗いしてから、
豆も、サヤも冷凍庫保存が可能です。


応用編は、トスカーナ州・モンティカティーニ・テルメ(Monticatini Terme)のホテルで働いていた時に、食べていた「まかない」を、ご紹介。

まかないのリゾット


それでは、作っていきましょう!

最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「応用編」「料理用語のイタリア語」を、添付しています。

お問い合わせ・メールアドレスを、記事末尾に添付しています。
料理を作られて、分からない事、ご質問等がありましたら、
添付アドレスより、お問い合わせ願います。

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☆関連・おすすめレシピ


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えんどう豆のリゾット
( Risi e bisi )

【 難易度 】★★★☆☆
【 調理時間 】 約 40 分
        ※ 炊飯時間( 15分 + α )を含む
        ※ ブイヨンを作る時間は除く

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