見出し画像

【レシピ】冬にピッタリの煮込み料理☆グラーシュ

グラーシュ(Gulasch)

ハンガリー起源の煮込み料理で、
ドイツ、オーストリアでも作られている伝統料理です。
イタリア北東部に位置するトレンティーノ=アルト・アディジェや、
フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州は、
以前、オーストリア領だったこともあり、地方料理として残っています。

グラーシュを食べたのは、トレンティーノ=アルト・アディジェ州にあり、ドロミテ渓谷の西の入り口の街・ボルツァーノ(Bolzano)でした。

訪れたのは、2016年のクリスマスの頃。
ちょうど、クリスマス・マーケット(Mercatro di Natale)も開催。
マーケットに出店していたフード店で、テイクアウトしたのが、
この、グラーシュでした。

画像39
ボルツァーノ(2016冬)
画像40
ボルツァーノのクリスマス・マーケット
画像4

グラーシュ&クヌーデル
(Gulasch & Knödel )

大鍋で、何時間もコトコト煮込んだ牛肉は、ホロホロと軟らかく、口の中で溶けていき、スパイシーな味わいで、美味しかったのです。

添えてあるのは、じゃがいもとパンで作った団子・クヌーデル。
イタリア語では、カネデルリ(Canederli)と呼ばれています。 

ご飯、パン代わりというのでしょうか。
グラーシュと一緒に頂きました。

今回は、このグラーシュをご紹介します。
ただ、牛肉(塊)を、2~3時間も煮込むのは、なかなか大変なので、
もう少し時間短縮できる挽き肉を使います。

豚肉や、羊肉(ラム)を使っても美味しいですよ。
クヌーデルの代わりに、ご飯や、じゃがいものピューレを添えて頂いても良いですね。
パスタソースとしても使って頂けます。

画像30
ご飯に添えて
画像38
パスタソースとして


応用編では、カレー・シチューにも使われる煮込み用・牛肉で作るレシピをご紹介。
挽き肉を使うよりも、時間は掛かりますが、ポイントも含めて説明します。

画像1
画像2
煮込み用・牛肉を使って


今回も、料理脳を鍛えるべく、ポイントも盛り込んでいますよ。
それでは、作っていきましょう!


最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「応用編」「料理用語のイタリア語」を、添付しています。

お問い合わせ・メールアドレスを、記事末尾に添付しています。
料理を作られて、分からない事、ご質問等がありましたら、
添付アドレスより、お問い合わせ願います。

*****************

☆関連・おすすめレシピ & 記事


******************

グラーシュ ~ ドイツ風・煮込み ~
( Gulasch )

【 難易度 】★★☆☆☆
【 調理時間 】 約 60分  (煮込み時間・40分を含む)

ここから先は

4,391字 / 34画像 / 1ファイル

¥ 220

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。