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イタリア旅行記(シチリア島&サルデーニャ島)

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シチリア島、サルデーニャ島。 実際に、現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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#パレルモ

パレルモで、最後の食事 ☆ ライスコロッケを味わう

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.26> 楽しみにしていたカステルブオーノ(Castel Buono)が幻となり、 美しい海を見ることだけの時間を過ごし、パレルモ行きの列車に乗車。 途中の街・チェファルー(Cefalu)や、バゲーリア(Bagheria)で下りて、 街歩きをすることも考えたのですが、なんだか、とても疲れてしまって。 結局、終着駅のパレルモ(Palermo)まで、戻ってきました。 時計を見たら、すでに、15時過ぎ。 改めて、どっと疲れを感じ、

海を眺めながら、幻のカステルブオーノを思う( ハプニング Part.2 )

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.25> パレルモ滞在・4日目。 この日は、友人シェフのお薦めで、とても美味しいレストランがある聞いていた山の街・カステルブオーノ(CastelBuono)に、足を伸ばすことにしました。 パレルモから、海沿いを東へ。 チェファルー(Cefalu`)のあたりから、10Kmほど内陸に入ったあたりの山の街です。 交通手段として、最初は、バスを考えていたのですが、パレルモ発のバス乗り場は、いくつもあり、とても複雑で。 確認の為、パ

パレルモでの昼食 ③ 軽食でしたが、 少し元気が出てきました

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.24> 体調が悪いと言っても、やはりお腹はすくもので。 この日、一日食べないという選択もあったのですが、スタートしたばかりの シチリア横断の旅。 まだまだ続く旅の途中で、力尽きないためにも、少しでも食べておきたい、そして、折角、パレルモまで来ているのに、食事一回を飛ばしてしまうのも、もったいない。 しっかりエネルギーになるものを、少しでも良いから食べよう!と、軽食できるカッフェに行きました。 オープンテラスの席に座り、海風

黄金のパラティーナ礼拝堂(ノルマン王宮内)

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.23> パレルモの大聖堂から、西へ歩いたところに、ノルマン王宮(Palazzo dei Normanni)があります。 この王宮内にあるパラティーナ礼拝堂(Cappella Palatina)も、 どうしても見ておきたかったので、足を運びました。 2階のこの奥に、礼拝堂があります。 入口の壁にも、素晴らしいフレスコ画が描かれていました。 16世紀に描かれたモザイク画が破損。 現在、見ることができるのは、19世紀に、改め

荘厳!パレルモの大聖堂 ☆ 包まれるような空間でした

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.22> パレルモの大聖堂・カテドラーレ(Cattedrale)。 どの街にも、必ずある大聖堂ですが、パレルモのそれは、まるで王宮のような佇まいをしていました。 12世紀に、以前からあった小さな聖堂を、アラブ人がモスクに改装したのが始まりだったと言われてます。 その後、改築を重ねて増築、現在の姿になりました。 「複合的建築物」とも呼ばれ、アラブ式、ノルマン様式、バロック様式に、 コジック様式。 様々な民族が行きかった「パ

腹痛でダウンした、パレルモの夜(ハプニングPart.1)

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.21> パレルモ滞在、3日目。 やはり、前日のお昼に食べた料理の、油臭かったオイルにあたったのか、 前夜、テレビで、サッカー観戦をしていた頃から、胃がキリキリ痛み始めて、その後、腹痛の嵐となり、ダウン。 夜中に、何度も、トイレに行き、げっそりとして、朝を迎えました。 イタリア滞在中、夏なら、いつも朝5時には起床して動き出すのですが、 この日は、お昼過ぎまでベットの上で動けなかった私。 でも、ここは、シチリア島。 せっか

SKY-TVで、2013年コンフェデレーション杯を観戦!

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.20> パレルモ滞在中に、 「2013年サッカー・コンフェデレーション杯 日本VSイタリア」が行われ、 テレビで観戦することができました。 イタリア現地時間で、夜中12:00にキックオフ! でも、こんな貴重な機会は、なかなか無いので、見なくては!!ですよね。 試合開始前から、お馴染の討論会。 この日の先発メンバーや対戦国について、戦術などを解説・分析している場面です。  そして、お久しぶり、中田英寿氏! もちろん、イタ

【レストラン情報】パレルモでの昼食②郷土料理を堪能したのですが…

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.19> パレルモ滞在2日目の昼食。 モンレアーレ(Monreale)の大聖堂を見学後、チェックしていたレストランが夏休みの長期休暇に入っていて、閉まっていて残念。 仕方なく、パレルモに戻り、昼食を取りました。 今思えば、この辺りから、このシチリア横断の旅の歯車が、少しずつ噛み合わなくなっていったのですよね。 さて、その昼食。 パレルモ郷土料理店で、食べる事にしました。 まずは、お通し(?)。 グラスワインをお願いしたら

有料
100

壮大なモザイク装飾、モンレアーレ大聖堂

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.18> パレルモ(Palermo)から、南西へ7Kmの小さな丘の上の町・モンレアーレ(Monreale)。 ここに、素晴らしいモザイク画で溢れている教会があります。 モンレアーレ大聖堂(Duomo di Monreale)です。 12世紀後半に建築されたノルマン様式の代表的な建築物で、 2015年に、パレルモの建造物群とともに、世界遺産登録されました。 この後方部・壁の、この幾何学模様も、私は好き。 内部に入る前に、し

素晴らしいモザイク画のモンレアーレ大聖堂へ ☆ パレルモからの日帰り旅行

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.17> パレルモ郊外の町・モンレアーレ(Monreale)へ。 是非、見ておきたい教会があり、バスで行くことにしました。 市営バスでも行けるのですが、この路線は、観光客目当てのスリが、よく乗車していると聞いていたので、今回は、観光周遊バスを使うことにしました。 市営バスより値段はしますが、これは、安全・安心の代金でもあります。 ひったくりに遭わないように、ドキドキ、緊張して乗車し続けるよりも、 2階建てのオープンバスで、

パレルモ・マッシモ劇場内を見学しました

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.16> 再び、マッシモ劇場(Teatro Massimo)を訪れました。 劇場内の見学をするためです。 事前に予約をして、指定の時間に伺いました。 見学料(8ユーロ:2013年夏時点)を払い、ガイドスタッフに案内してもらって、劇場内へ。 劇場に入ってすぐのロビー、そこに立つだけでも、歴史を感じる素晴らしい空間です。 ただ、写真撮影はここまでということで、その後の様子が撮影できなかったのは、残念でしたが、劇場内は、さらに素

パレルモの朝 元気をもらった花々 、そして、読み間違えた看板

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.15> パレルモ滞在、2日目。 この日は、マッシモ劇場見学と、パレルモ近郊の町・モンレアーレ(Monreale)へ足を延ばす予定。 朝、ホテルから出ると、花屋さんが、もう店を出されていました。 色とりどりの花々が売られていて、見ているだけでも、元気をもらえます。 そして、パレルモの大通りを歩いていた時に、ふと目にとまった看板。 「おぉぉ~、なんと、IKKOさん、パレルモまで進出か!!」っと、思ったら、ちょっと読み違え…

パレルモの伝統文化・人形劇

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.14> シチリアの州都・パレルモ(Palermo)では、伝統的な人形劇があります。 「オペラ・ディ・プーピ(Opera dei Pupi)」 映画「ゴッド・ファーザーPart・Ⅲ」にも登場した伝統芸能で、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されました。 滞在中に鑑賞できればと、劇場近くの宿を取っていたのですが、 この時期は、土・日曜日公演のみということで、残念ながら、滞在中に重ならずに、観ることができませんでした。 なら

シチリアが溢れている、ヴッチェリ市場の食材店

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.13> パレルモ散策・一日目が終了。 初めてのパレルモ、緊張、気を張っていたのでしょうね。 パレルモの街の熱気にもやられ、前日、日本からの飛行機移動の疲れもあり、夕方、ホテルに帰ったら、どっと疲れが出てきて。 もう、ゆっくりしようと、熱いシャワーを浴びて、部屋で寛ぎます。 ホテルでの楽しみは、こちら。 まずは、シチリアのワイナリー「Tasca」の白ワイン「Leone」。 ぶどう品種は、カタラット(Catarratto)が