腹痛でダウンした、パレルモの夜(ハプニングPart.1)
<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.21>
パレルモ滞在、3日目。
やはり、前日のお昼に食べた料理の、油臭かったオイルにあたったのか、
前夜、テレビで、サッカー観戦をしていた頃から、胃がキリキリ痛み始めて、その後、腹痛の嵐となり、ダウン。
夜中に、何度も、トイレに行き、げっそりとして、朝を迎えました。
イタリア滞在中、夏なら、いつも朝5時には起床して動き出すのですが、
この日は、お昼過ぎまでベットの上で動けなかった私。
でも、ここは、シチリア島。
せっかく、ここまで来ているのだから、頑張って、動かなくちゃと、
気持ちを振り絞って、身支度をし、訪れておきたかった大聖堂(Cattedrale)へ向かいました。
ゆっくりと歩きながら、やっと、大通りに出ます。
奥に見えるのが、ポルタ・ヌオーヴァです。
パレルモの南西にあり、街への入口、とても美しく、味わいのある門です。
16世紀に造られ、ルネッサンス・アラブ・ノルマン様式が入り混じっています。
門の上には、パレルモのシンボル・鷲のマークが飾られています。
さあ、大聖堂が見えてきました。
ゆっくりで良いので、さあ、見に行きましょう。
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この旅の2年前。
北イタリア・ヴァッレ・ダオスタ州のコーニェ(Cogne)を訪れた時にも、
体調を崩しています。
この時は、気温が高かったので、硬水のミネラルウォーターを浴びるように飲み、珍しい食材・カモシカを食べた後に、トドメのジェラートと、
かなり胃腸を酷使した結果でした。
異国の旅先で、寝込むのは、本当に心細いもの。
旅を楽しむためには、体調を万全にして過ごさなくてはいけないと
改めて、痛感しました。
お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。