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#つれづれ
2022年、「30歳の記録」
10月31日、30歳になった。
友人の写真家・田野英知くんに毎年撮ってもらっている誕生日の記録写真も、もう3年目。毎年この季節が来ると少しばかりそわそわして、「今年はどんな自分で映りたいだろうか、映るのだろうか」ということを考える。
えいちくんは無造作にシャッターを押す。私は表情を「作る」ことができない。そして送られてくる写真を見るたびに、写真では嘘をつけない、えいちくんは私のそのままを写して
2021年、「29歳の記録」
10月31日、29歳になった。
去年から始めた、毎年の記録写真。友人の写真家・田野英知くんに、「誕生月(10月)に、その時に住んでいる部屋で、フィルムで写真を撮ってもらう」という、自分を定点観測するための取り組みだ。
今日の午前中、えいちくんから「お誕生日おめでとう」というメッセージとともに写真が届いた。写真を開く瞬間はいつも少し緊張する。なんだか自分のこの一年間の生き様が、そこに表れているよ
海の近くで、本屋を始めます
瀬戸内海のすぐそばで、本屋を始めることにした。名前を「aru(アル)」という。庭に大きな桜の木があって、海が一望できる、穏やかで美しい場所だ。
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去年の夏から、東京と岡山で二拠点生活を始めた。
きっかけは、以前から友達だったデニム兄弟(ようへいくん、島田)のふたりで、彼らは岡山県倉敷市の児島という土地で、宿泊施設「DENIM HOSTEL float」を運営している。
瀬戸内海が一望でき
自分を健康的に保つもの
ここ数ヶ月、自分でもおどろくほどに、まったくメンタルが落ち込まない。そんなことを言うと、友達には「何があったの?」「たしかに楽しそうだね」とおどろかれたり納得されたりして、しばしばその理由を聞かれるようになった。
考えてみれば、いくつかの理由を思いついたので、今日はその理由をつらつらと書いてみたいな、と思う。
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まずひとつめは、生理との付き合い方が変わったこと。これは私にとって、かなり大き
2020年、「28歳の記録」
10月31日、28歳になった。
そして今年から、大切な友人であり尊敬する写真家のえいちくんにお願いをして、毎年誕生日を迎えるたびに、自分自身の写真を撮ってもらうことにした。
自分がどんな歳の重ね方をしているのか、その時々でどんな表情をしているのか、文章だけでなく、写真というもので、ちゃんと記録をしてみたいなと思ったのだ。
ルールはシンプルに、下記とした。
・フィルムで撮ってもらうこと。
・
何を見たい、と思っているのだろうか
朝井リョウさんのラジオが好きで、よく聞いている。
日曜日の夜22時30分からの枠で、元AKB48の高橋みなみさんと一緒にされている、『ヨブンのこと』という番組だ。
朝井リョウさんといえば、『何者』や『桐島、部活やめるってよ』などの小説が有名で、私も最初は純粋に、おそらく多くの人が持っているであろう「現代の若者の心境を物語に映し出すのが上手な作家さんだなあ」という印象があるだけだった。
けれど
「縦の変化」を続ける、彼らのこと。
今年の1月に、仕事で愛媛県に行くことがあった。
愛媛に行くのは、物心ついてからは初めてのこと(幼い頃、道後温泉に家族で旅行したことがあるらしいのだけれど、まったく覚えていない)。仕事を終わらせたあとは、せっかく来たのだからと道後温泉に宿を取り、翌日も半日ほど時間に余裕があったので、現地の本屋さんや、美術館を見て回ることにした。
そして、翌日に立ち寄った本屋さんで「ぜひ行くといいよ」と店主の方に
彼女は、手軽なコミュニケーションが苦手だけれど。 #あの日のLINE
彼女と仲良くなったのは、もう5年も前のことになる。
大学のひとつ年下の後輩である彼女とは、学部も所属するサークルも全然違ったので、大学時代はほとんど話したことがなかった。
とあるきっかけで顔見知りになったけれど、あえてふたりで約束するような関係には発展せず、「友だち」と言うよりは「知り合い」と言った方がしっくりくるような、「また話そ〜!」という言葉が社交辞令のまま終わってしまうような、その程度
「人とのつながり方」こそがPURPOSE
私は、ものごとに対する定見というものをあまり持つことができない。
年齢を重ねれば重ねるほど、自分の知らなかった世界に色が付いていくばかりで、定見を持つどころか「もっと他人を知りたい」心ばかりが磨かれて、自分で自分なりの信念みたいなものを持つことができない。
5年前、ブログにこんな文章を書いたことがある。
自分の意思があまりなく、他人の考えをひたすら吸収することが好きだった私は、自分のその信念の
「きみは、常に不満なんだ」
きみは、常に不満なんだ。僕と正反対の男を見つけても、数年経てば歯向かう。意見もないくせに声をあげたがる。文句を言いたいだけだ。
これは、映画『マリッジ・ストーリー』の中盤にある大げんかのシーンで、チャーリーが、妻であるニコールに向けて言い放つセリフである。
去年の年末、渋谷のアップリンクでこの映画を見た時にこのセリフを聞いて、私は、まるで自分に言われているような気持ちがして、たいそうショックを
「祈り」によって形作られている
いきなり惚気からはじまって大変恐縮なのだけれど、私の旦那は、とてもやさしい。
人の悪口なんてめったに言わないし、何なら愚痴のようなものも、ほとんどこぼさない。
「嫌いな人とか、いないの?」
ある日、あまりにも不思議に思って、そんなことを彼に聞いたことがある。すると旦那は、「人のことを、嫌いになりたくないんだよね」と、言葉を続けた。
もう少し話を聞いてみると、彼は、自分が弱いということを、も