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5月26日 公私混同がキーワードです

5月26日ですね。

今回のCLS高知で得たキーワードで最も印象に残った言葉。

それは「公私混同」です。


経営者として、言いづらい言葉です。

労務管理やメンタルケアの観点からは忌むべき言葉。使役者の都合で労働者を働かせるための都合の良い言葉。


その一方で、この言葉を聞いて自分のことだと思わない経営者はそうそういないのではないでしょうか。

経営者の日々は公私混同の極みです。少なくとも私はそうです。


定時になったら完全に仕事を忘れ、家族や仲間や自分の時間に使う。それができたら理想です。が、そうもいかないのが現実です。


プライベートの時間を楽しんでいても、仕事のヒントになることを見つけたら、それをすぐに記憶し、後で活用します。これも公私混同です。


例えば新聞の朝刊を読んでいる人がいるとします。この時、社会欄や経済欄を読む際に仕事のことを考えないのは不可能です。これも公私混同です。


経営者になった人は、雇われている頃からなんとかして自分を高めようとして、公私混同で生きる事が習い性になっています。

残念なことに、今の複雑な社会を生きていくには、定時時間は少なすぎます。

この世の中は不確定要因が多すぎ、人との関係性も複雑です。公私混同を一切せずに、その経営者や組織が生き残れるとはとても思えません。


その公私混同を、社員に向けて積極的に勧める。

https://twitter.com/akvabit/status/1659780837951537157?s=61&t=AnveTD_3QMWiTLwOrNSyIA


これは私にとって深く唸らされた言葉でした。


ただし、この公私混同は無理やりさせものではありません。やらされた仕事はメンタルケアの大敵。労務管理やメンタルケアの観点からもアウトです。

会社としてもそんな仕事をしてもらったところで、お互いにとっていい事はありません。


それを踏まえた上で、公私混同を自分から率先してできる人は強いと思います。

公私混同できる方が集まった組織も強いはずです。


全てが他人事ではなく、自分事で行われるからです。

日々の勉強もそう。

勉強をやらされ仕事と受け止めるか、自分を高めるためと受け止めるか。


それをどう受け止めるかによって成長のカーブは全く違ってくるはずです。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。