１０月３１日　プラスになる場合のみ集まる

１０月３１日ですね。

今日は月の終わり。ハロウィーンです。

ところがお隣の韓国ではとても痛ましい出来事が起きました。異常な混雑で人々が圧死したとか。

犠牲になった方に謹んで哀悼の意を申し上げます。

私は人混みがとにかく苦手です。ラッシュが嫌だから独立し、リモートワークを選んだようなものです。

先週も客先の帰りに小田急の事故で社内が混雑し、かなりイライラしました。今の私はかつてよりもラッシュの耐性を失っています。

だから私は普段から人混みがあるところにはいきません。人が多く集まるところはなるべく避け、広々とした自然の中を目指します。

とはいえ、人が人を求めて集まる気持ちも分かります。
人は孤独には耐えられないものなのでしょう。特に若い頃は。
渋谷に集まる人々の気持ちも、自分の若い頃に置き換えると理解できます。

今、偶然にも「同調圧力」という本を読んでいます。その本の内容と今回の出来事がところどころかぶっているように思えてなりません。

私も経営者として考えさせられました。

私は孤独は平気です。たぶん一人でもやっていけるでしょう。

ですが、今はチームとしてさまざまな案件に取り組む道を選びました。

孤高の経営者はかっこいいのかもしれませんが、メンバーの全員のレベルを上げるには、経営者が一人だけ突っ走っていても成果は見込めません。

一人の力をいくら底上げしてもしょせんは足し算です。ところがチームのメンバーで協力すれば、掛け算になります。
チームはチームとして協力しなければ。

今回の事件は人数が集まったことで、マイナスが掛け算されてしまいました。

同調圧力もそうですが、人が集まったらマイナスになるような事はやめなければ。人が集まるとリスク、つまりマイナスは増えます。

今回の事故は韓国で起きたとはいえ、日本の都市も同じぐらい脆弱です。特に災害にあたっては。

協力してチームの力が掛け算になるように工夫し、マイナスにならないようにしなければ。

リモートワークだけだと掛け率は減ります。
が、リアルで集まる事は場合によってはマイナスになり得る。

その釣り合いをとっていきたいと思います。