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9月6日 ローコードツールはやり甲斐

9月6日ですね。

https://x.com/jinanbou519/status/1698901344680374628?s=61&t=AnveTD_3QMWiTLwOrNSyIA

今朝、Xを開いてすぐに目に入ったのが、このポストでした。

とても印象に残ったので、取り上げたいと思います。


どうすればkintoneなどのローコードツールをより広い範囲の技術者に使ってもらえるか。

例えばkintoneを例に挙げると、スクラッチ開発に比べたローコードツールの利点はこんなところでしょうか。

・基盤作成が不要
・テスト工数がかなり省ける。
・画面レイアウトをお客様に委ねられる

冒頭に挙げたポストから、技術者としてのやりがいが持てる、というローコードツールの利点も追加できそうです。

私の技術者としてのキャリアの中で、チーム開発の経験はあまり多くありません。

はじめてSESの現場に入った際に携わった株券電子化のプロジェクトが約二年半。
そのあとに従事した某銀行の本店でexcelを用いたEUCツールやシステムの開発の三年間は、一人で作ることが多く、その次の五年半の某プロジェクトでのPMOでもツール系は一人で作っていました。


そんな私でもこれからの自分のキャリアには大いに不安を持っていて、そこに出会ったのがkintoneでした。


請負の開発現場について偉そうに語れるほどのキャリアは私にはありません。ですが、このポストの台詞の持ち主が感じる焦りは十分に理解できます。

特に機能ごとに役割が分担される現場だと、自分の役割が極小化される錯覚に陥りがちです。自分が歯車になったような気持ちというか。


kintoneは私にとって、一人で完結できるツールでした。しかもそれまでいた現場のように大きさ組織の中にいる必要はありません。大いにやりがいをもたらしてくれました。

また、成長も起業もさせてくれました。

そういえば、私がkintoneに出会ったのも39歳の頃で、このポストの主人公に近いです。


今、経営者としての立場としては、リスクを分散するため、二人一組の体制でやるようにしています。

二人一組であれば一人開発ではないにせよ、やりがいを持ってもらえるのか。それとも、kintoneも一人で担当してもらい、成長とやり甲斐を感じてもらうのが正しいのか。私がそうだったように。

私には判断ができません。今度メンバーに聞いてみようと思います。


私にとっては一人開発する癖をつけたkintoneは、今の経営者としてのスキルにはかえってマイナスになっているのかもしれません。

ですが、技術者のキャリアとしては総じて面白さをもたらしてくれたように思います。

このポスト一つから、弊社や私の課題や、技術者育成についてのヒントが得られました。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。