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9月1日 心理的安全性は容易く成せない

9月1日ですね。

月末に「心理的安全性のつくりかた」という本を読みました。


この本の著者の石井遼介氏は、一昨年のCybozu Days 2020に登壇し、サイボウズ社の青野社長と対談されておられました。

私はお二方の対談を目を皿にして聴き、心理的安全性について知見を得、弊社も心理的安全性に満ちたチームにしなければ、と決意しました。


それ以来2年近く。ようやく今年の6月の父の日に本屋で見つけて購入しました。


読後の感想として、私の至らなさに反省しました。

心理的に安全な会社にしようと意識していたつもりが、おそらく私の言葉の端々に心理的「非」安全性を醸し出す言葉が紛れていることに。


また、弊社内のチーム作りについて、工夫すべき点や改善すべきコミュニケーションがまだまだあることに。


心理的安全性には、
話しやすさ
助け合い
挑戦
新奇歓迎
の4つの因子があります。これらは心理的安全性にとって重要な因子です。


そのうち、後の二つは私の性格もあって、遠からず満たしていたと自負していました。が、本当にそうだろうか。皆さんにとって挑戦しやすいチームの雰囲気を私が作れているだろうか、と。

前の二つはより深刻です。弊社はフルリモートの環境です。リアルの場よりコミュニケーションは足りていません。その時、どうすれば話しやすい環境になるか。


それぞれのメンバーが孤独に悩んでいる状況が多く、それが生産性を妨げているのではないか。


昨年、弊社を離れてしまった方もそう。

その方も心理的安全性のキーワードを知っていました。何度もキーワードとして登場しました。

しかし決裂してしまいました。皮肉にもCybozu Daysをきっかけとして。

私はどこかで心理的安全性を破るような言葉を吐いてしまったのでしょう。


声を荒げずとも、そういうキーワードがあれば、それだけで心理的安全性は損なわれてしまいます。


このことについて、もう一度真剣に弊社でも考えたいと思います。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。