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6月10日 オンライン媒体でなく、紙媒体の大切さ

6月10日ですね。

昨日今日と、ちいクラの準備の一環で甲府を訪れています。

昨日はとにかく街を歩き回り、あちこちに「ちいクラ」のチラシを置かせてもらいました。
チラシを置くくらいなら、といろんなお店がご快諾してくださいました。本当に感謝いたします。


妻とサイボウズの永岡さんの粘りには舌を巻きました。

それとともに、オンラインで良しとしてしまっている自分の不明を恥じました。


もちろん、私の仕事の場合、オンラインでも成り立つのです。なぜなら、仕事がIT導入を行うことにあるからです。
IT導入の際、真っ先に考えるのは、いかにして紙をなくすか、です。

kintoneを入れるにあたり、もうその時点でお客様はペーパーレスを念頭に、オンラインで作業を行う覚悟も準備もできている訳です。
紙のチラシは不要。
私は、kintone CaféやCybozu Daysですら紙のチラシは不要と感じています。その時点で紙の媒体を無くしたいと思う方がkintone CaféやCybozu Daysに来る訳ですから、紙の媒体はかえって邪魔とすら思っています。


ところが、「ちいクラ」はまだ紙の媒体が必要です。

というのも、「ちいクラ」に来られる方はさまざまな業界の方です。また、リアルクラウドファンディングでプレゼンターを務める五名の方は、起業から五年以内が条件です。つまり、小規模事業者を主な対象にしています。

ということは、IT環境が整っていない方も多いと考えなければなりません。

また、「ちいクラ」は、リアルでプレゼンテーションを行い、多くの方とその場で交流を深めるイベントです。
つまり、私がいらないと切り捨ててしまったパンフレットやチラシが必要な世界です。
そしてこうした人々は積極的にネットを渉猟し、サービスを探すといったこともしません。
私たちがお店に伺い、紙を渡しつつ、きちんと説明を差し上げるようにしなければ「ちいクラ」に来てもらえないのです。


つくづく私や弊社が営業するにあたり、紙なしで成り立っているのは、恵まれているし、甘えていると思いました。

ただ、弊社が紙の配布や訪問せずに営業できているから、弊社が成り立っているのも事実です。

私が実装や設計や提案に加え、営業までしているような会社であれば、人など雇えません。規模も小さいままでしょう。

ただ、やはり紙が不要でネットで成り立つ状況に甘えているのも事実です。


今回の2人のようにより積極的に店を回り、提案をするエネルギーを私も見習わないと。そして、普段の提案や営業活動にも取り入れていかないと、と反省しました。

「ちいクラ」は6.29に山梨県甲府市の山梨県立図書館で開催予定です。


ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。