8月2日 組織・団体の恐いところとは何か
8月2日ですね。
このところ、個人が属する団体や組織について、深刻な問いが突き付けられています。信奉する宗教や詐欺グループの問題など。
はたして、個人はどの組織や団体に属するべきなのでしょうか。
緩い縛りの団体、きついしがらみの組織。運用のあり方は組織・団体の数だけ違います。
場合によっては、巧妙にお金を吸い上げられたり、無償の労働を奉仕させられたり、といった悪質な団体もあるでしょう。
それらが個人の意思の問題で済まない点も深刻です。たとえば宗教については、生まれたときから親の影響下にあるなど、本人の問題と言い切れないケースがあり、それがさらに事態をややこしくしています。
先日の銃撃事件を受け、2世信者の苦悩が頻繁に報道されていますね。
私も学生時代にキャンバス内や街中で何回も勧誘されました。勧誘してくる方のキラキラした目が怖かったのを覚えています。
宗教だけでなく、マルチレベルマーケティングにも勧誘されました。
社会に出て上京してからも、宗教やMLMに限らず、さまざまな団体に何度も誘われました。実際に集会や定例会にも足を運んだこともあります。
私はそれらの全てを二、三回の訪問にとどめ、それ以上、足を踏み入れませんでした。
色んな組織・団体をかじってきたので、それが今もさまざまな勉強会や交流会に臆せず足を運べる理由なのだろうな、と思います。
世の中には自らの仲間に引き込み、抜けられないように罠を仕掛ける組織・団体があります。その一方、自由意志で集う公明正大なグループもあります。会社もブラック企業を除けば、世間的には後ろ暗いところのないはずの組織です。私はブラック企業の中にいたこともあります。
そうした経験から、私はあまり組織というものを信用していません。派閥やグループにもあまり依存しないタチです。
そして、私は誰がどの団体に属するかは個人の自由だと思っています。干渉するつもりもありません。来る者拒まず去る者追わず、の態度で接します。
とはいえ、ほとんどの人は何かの組織や団体に属したいと欲しています。私もそう。完全なる孤独には耐えられません。
そうした人の欲求につけ込み、組織に依存させようとする団体の恐ろしさは、今も盛んに報道されている通りです。
法的にも倫理的にもアウトな手口で勧誘され、その結果、どうしようもないところに追い詰められた方は救わなければなりません。
周囲に困っている人がいれば、自分のできる範囲中で力になりたいと思います。
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。