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10月11日 自分の間合いで仕事をする

10月11日ですね。

昨日まで10日間ほど大阪にいました。
一昨日、実家近くにある甲子園歴史館に行ってきました。


ここは、阪神タイガースや春夏の甲子園の歴史、さらに甲子園ボウルを紹介する場所です。

もう、今までに五、六回ほど行っている場所です。が、春に大規模な拡張があり、再度行ってきました。


今回改めて訪れてみて、大いに感動しました。そして、野球と言うスポーツの魅力に胸が熱くなりました。

甲子園ボウルのアメリカンフットボールや、サッカー、ラグビーと違い、時間制限によって進行を妨げられないのが野球です。


例えばラグビーやサッカーは、流れるような時間の中で頻繁に攻守が切り替わります。観客に一瞬たりとも目を離すことを許しません。野球の場合、攻守の交代があり、プレーの合間にも間があります。その時間は見る側にも気持ちの緩みを許します。

一回から九回まで表と裏で攻守を切り替えながら、間も含めて楽しむ。それが野球です。

システム開発とは、実は野球に近いのかもしれません。攻めが開発中。守りは保守中。間合いもある程度は自分でコントロールできます。


これがイベント登壇になると、あっという間に時間が過ぎます。私が経験した仕事でいえば、ホテルの配膳やレストランのウェイターもそう。時間があっと過ぎていきます。自分で時間をコントロールしにくく、間を利用して整えるのが難しい。アメフトやラグビーやサッカーなどのように。


システム開発とは、実は自分の間合いで進めることのできる仕事と考えれば、新たな発想が生まれます。

例えばプログラミングが順調に進む時は、怒涛の連打で攻撃を続けられます。また、作ったシステムに対してのお客様からの反応を受け、バグに対応する間は、ひたすら我慢の一徹で守り抜くことが求められます。


その間合いをうまくコントロールすることができるエンジニアは、長くこの業界で生き残っていけるように思います。

その日のお客様の反応や、自分の体調や気持ちを把握し、その日最も仕事の効率が上がる作業はどれかを自分でコントロールすれば、最大限の効果が挙げられます。


自分の間合いを理解し、それを仕事に生かす。この事は、仕事をする上で是非とも押さえておいた方が良いように思います。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。